泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

静岡DAY2無事終了

2017-05-19 17:41:30 | 丹下一の泡盛日記
静岡のホテルは昨年Aちゃんと最後にご一緒した時のホテル。
朝降りて行ったらフロントのこの椅子に座ってじっと待っていたんだよなあ、などと思い出すなというのが無理な状況。
佳代さん(宗像佳代)はAちゃんのスーツケースをもらったそうな。
学校ツアーはそのスーツケースで回る。
このツアー、僕たちの心はいつもAちゃんと一緒だ。

落ち着きの無かった子どもたちがかよさんの素晴らしいファシリテートで静かな集中に向かって行く。
すごい時間だった。
子どもたちがさらされている歪んだプレッシャーのことを思うとたまらない気持ちになる。
そして、以前は土地柄としてプレッシャーが強い地域があるのかと考えていたが、今では日本全国、大抵の町は同じになってしまった。
2日間、4コマの「授業」は無事終了。

駅でみんなでランチしてから別れようと移動。
静岡駅には大きなスーパーがあることに気がついた。
17年も通ってるのに。
シーズのTが「ここは新鮮で安いので有名。娘が帰ってくるときはここで買い出ししてご飯作るの」と。
その話の最中、料理人風の男性が鰹がまるごと一匹入ったスーパーの籠をぶら下げて出て、駅ビルの中へ入って行った。
一瞬ランチ止めて買い出しに行こうかと思ったのだった。
もう今年は静岡に来る予定はない(T.T)
実は来年も無いだろう。
次回は必ず駅で買い出しするぞ。
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学校ツアー初日は静岡から

2017-05-19 17:29:01 | 丹下一の泡盛日記

前夜、あまり眠れなかったのは、さすがにここから始まる長い日々が身体にしみ込んでいるからだろうか。
それにしても発車3分前になってようやくホームに現れるプレイバッカーズメンバー。
旅慣れてます。


今日は静岡へ。
学校から緑の山が見えるのがいい。
彦山が見えていた長崎の小学校を思い出す。
初日の2コマを終えて、地元のシーズのメンバーと温泉へ。
減量のおかげで身体が軽く動きもいい感じ。
そして、プレイバックの後はお湯で流すに限る。
いつもよりも長めに浸かる。
ウイスキー舐めながらご飯食べて、もうへろんへろん。
ホテルに入り爆睡。
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稽古でガッツリ汗をかく

2017-05-18 00:09:49 | 丹下一の泡盛日記
昨日は夕方、くいっと飲んですごく早めに寝た。
早めに起きて仕事しようと思っていたのに。
3時に目が覚めて、寝て、起きたら8時だった。
今日は昼間は「お仕事」。
ちょっと油断してエアコンで身体が冷えた。
喉に来るとヤバいなあ、と思いつつ稽古場へ。
橋本識帆と太田成美と汗を流す。
一緒に動くのも2年を超えて「演劇偏差値」を上げるべくステップアップを目指す。
いい汗かいた後は、こないだ佐野で購入した長芋でとろろご飯♪
明日からはプレイバッカーズのツアーが始まる。
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今日も産土にお参り

2017-05-16 17:09:02 | 丹下一の泡盛日記
今日も都内の歯医者へ。
金もないのになんて贅沢な、と思いつつも。
終了後は、例によって産土さまにご挨拶。

父母はこの町で出会った。
そして今通う病院で自分は生まれた。
ここが産土神。
神仏混淆の匂いが強い「神社」で。
ああ、やっぱりと思う。
ここから何かが伝えられ、始まったのかもしれない、などと勝手に妄想。
四国の「ご本家」にも何度かお参りしているのだけど、実を言えば山頂の奥宮まではまだ。
一昨年、プレイバッカーズで善通寺と高松で公演した時、くみちゃん(佐藤久美子)と一緒にお参りした。
例によってあの階段を上り続け、到達した達成感で、二人の写真をFBに上げた。
それが、大変な誤解を招いたようで、すごい数の「いいね」を頂いた。
その中には元カノも混じっていたりして(-_-;
くみちゃんには本当に申し訳ないことをしてしまったのだった。
いずれ、パートナーと奥宮にお参りする機会を与えられるだろう。

昨夜の晩ご飯は餃子の皮でチーズを巻いて揚げたもの。
本当にこの3本だけ。
あ、それとブラディ・メアリー(ウォッカ+トマトジュース:小僧のころからの大好物)。
チーズと小麦粉に油にパセリ、トマトに強いアルコール、レモン少々に塩胡椒。
身体が正直になってくると食べたいものがはっきりしてきていいな。
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お見舞いの後は、

2017-05-15 18:36:50 | 丹下一の泡盛日記
今日はお見舞いのため都内へ。
入院して顔色も良くなりかえって元気そうになった。
一安心。
病院は築地で、お見舞いの後は波除稲荷にお参り。

築地に来た時はここにお参りするのが習わし。

さすが築地。
奥から昆布塚、寿司塚、海老塚、とならび、最後は玉子塚。
やっぱり〆は卵焼きか(^o^)
お稲荷様に快癒を祈り、ついついふらふらと海鮮丼を食べてしまうのだった。。。。
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プレイバッカーズ、今シーズン初仕事

2017-05-15 18:07:26 | 丹下一の泡盛日記
土曜日、佐野からの帰りは久しぶりに一人旅の気分を味わう。
当然、こぷりつつ本を読み音楽を聴いた。
品川からの終電。
ふとした思い違いから神奈川新町で降りることに。
そこから歩き出す。
きっと電車の椅子に座りすぎた身体が動きたがったのだろう。
現場の生な時間と闘うアーティストたちの時間に立ち会ったのだもの。
まっすぐにぐいぐいと歩き続ける。
酒も抜けて帰宅。
風呂に入り眠る。

目が覚めて今シーズン初のプレイバッカーズのお仕事本番に向かう。
この日はミュージシャン。
年配の方たちのストーリーが深くて重い。
パフォーマンスも良かったが、自分にとっても味わい深い時間となった。
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佐野市でのヒグマ春夫さんのコラボ・パフォーマンスに立ち会う

2017-05-14 17:53:28 | 丹下一の泡盛日記
土曜日は、ヒグマ春夫さんとダンサー、そして照明早川誠司さんのコラボパフォーマンスに立ち会うために栃木県佐野市へ。
初めて来た佐野市。
来てみて気がついた。
関東地方では深夜のTVCMでおなじみの「佐野厄よけ大師」の佐野市じゃん。
かなりの雨だったけど、早めに出る。
まず駅裏の城跡へ。
厄よけ大師こと惣宗寺は最初はこの山肌にあったとか、また雑学を仕入れるのだった。
毛の国の歴史の深さは群馬に通って勉強していたが、万葉集にこの地(佐野)が出てくるとは知らなんだ。
その後、会場もチェックして(誰もいなかった)お参りへ。

ちょうど護摩を焚きながら「ノーマクサーマンダー」と坊さんが唱えているところだった。
無事お参りし戻る途中、地図に「三日月神社」と。
これは月読に関係あるに違いないと当てずっぽうに歩いたが行き当たらない。
まあご縁があるなら見つかるさと思っていた矢先に、ありました。


「月読」にもご縁があるんだよなあ。

開演前にヒグマさんや早川さんと話す時間もあって、いよいよ本番。
本来は市役所前の彫刻とのコラボが基本の企画。
強い雨で会場を屋内に移しての公演で。
若い3人のダンサーたちはよく臨機応変に闘ったと思う。

雨も上がり、最後は彫刻とも絡んだ。
当たり前だけど、この時間が生き生きしていてよかった。
満足。
佐野に「別荘」を持つ旧流星舎メンバーのYっちゃんも会場に。
駅前で短い時間にがっつり飲んで別れを惜しんだのだった。
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FBに載せる料理の写真

2017-05-13 11:15:45 | 丹下一の泡盛日記
昨日はお仕事の日。
前夜、ほとんど試演会のような稽古だったので、本番翌日の気分であまりお仕事モードにはならない。
もちろんきちんと出かけた。
そして動きながら汗を流すうちにいいクールダウンになっていることに気がつく。
やはり「お仕事」はありがたいものだ。
帰宅すると「お仕事」のオファーが幾つか来ていて、嬉しい調整。
嬉しくてブラディ・マリー飲んじまった。
断酒、2日で終了(-_-;
FBにお料理の写真をしばしばのせている。
「お前のFB、食いもんばっかりだ」と言われても仕方が無い。
そして、「美味しい物を食べました」リポートではないことをはっきりさせておきたい。
基本的に、自分で作ったもの、そして(肉を使わない)非肉食、またはベジタリアン/ビーガン食を提示している。
パリを中心にラーメンが欧州で広く受け入れられるようになって久しい。
10年前にバスティーユの広場に面してラーメン屋が3軒もあって驚いた。
(最初にポーランドを旅した時から欧州でラーメンは受けるはずだと確信していた。やればよかったなあ)
そして、昨今はベジタリアン用野菜ラーメンが大人気だとか。
日本でも出してほしいなあ。
我が家の宴会に来る人で時折「サラダばかりなんだよね?」と不安に思う方がいる。
日本ではそれほど精進料理が日常生活から遠ざかって久しい。
なのでお肉を使わなくても色んなお料理がありますよ。
魚を使わなくても美味しいゴハンが食べられます、と伝えたいのだ。
お店で出された物をのせる時は民俗学的に興味深いケース、と決めている。
例えば同じ料理名なのに生野菜が入るベトナムと入らない台湾、の違いなどだ。



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港エリアの時間は深い

2017-05-11 23:53:14 | 丹下一の泡盛日記

一度材料を買うとしばらく同じものが続く。。。。
終日を映像の編集で過ごし夕方早めにバスに乗って元町中華街へ。
このバスは港から見ると山手を裏側から登って縦断して下る。
途中、洋館が立ち並ぶエリアを通過する。
ベーリックホール、エリスマン邸、そして日本で初めてシェイクスピアが上演されたゲーテ座。
これら全ての空間で江戸馨さんがシェイクスピアの朗読会を上演し何度も参加した。
あまりに色んな場所でやってきたので、もうどこだったか覚えていないところもあるくらいだ。
平家の語りを勉強し、古事記の言葉とも役者として向かい合ったおかげで、シェイクスピアの朗読もすんなりと入っていけた。
懐かしい。


プレイバッカーズのあかいくつ劇場での公演も15年を超えているし、この港エリアにこれほどご縁が出来るとは”20世紀”には思いもよらなかったことだ。
そして今はボートシアターの来年の公演のための稽古で通っている。
久しぶりの稽古なんだけどギャラリーがたくさん。
まだ立ち稽古3度目くらいなんだが。。。
一番遠くからのゲストがパリで活動する女優たち。
通し終了後、しばし話す。
日本語がわからないけど、概要は通訳さんから聞きつつ見てくれた。
「日本人のアメリカに対する相反し葛藤する気持ちが伝わってきた」としっかり理解してくれたのが嬉しい。
あなたは他はどんな作業を、と聞くので「Hamlets/ハムレッツ」の話をすると、水に関するコンセプトに非常に興味を持ってくれた。
「すごくいいコンセプトだ」と真顔で。
「ハムレット」のストーリーを基本的に理解している演劇人との話は、早い。
港エリアの時間はいつも深いなあ。
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「平家物語」の語りの稽古

2017-05-10 15:03:41 | 丹下一の泡盛日記
火曜日の夜は稽古場へ。
ことばを鍛えようと「平家物語」の語りの稽古をしている。
若い女優たちには、かなり「新鮮な」世界。
ストーリーそのものになじみが無い。
もちろんかかれている言葉も基本的に外国語。
そして、声に出すことによって身体が理解して行く体験を面白がってくれる。
いつもは最初に自分が素読みするのだけど、すでに何度か稽古している橋本識帆が読む。
10代の女子が出家した元カレを追いかけていくのだけど会えずに帰る話。
初めて読む巻だけど、声に出すことで理解できることがわかってきたようで面白がっていた。

終了後は我が家で壇ノ浦を検証したテレビ番組をみるビデオ学習の時間。
ベジ餃子と飲み物付き♪
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