それにしても、ポール。
今度の6月が来たら73歳になるというのに、
このパワフルさといったら、ない。
3時間弱のライブを一気に歌いきる凄さ。
さすがに70歳を超えているのだから、
声が衰えるのは仕方がないと思っていたのだけど、
前回よりボーカルに力があり、演奏もいたって快調。
何度もポールの公演は見ているけど、
今回は特に高音も低音もシャウトも素晴らしい。
もともと声域が驚異的に広いのが、ポールの大きな魅力のひとつなのだ。
セットリストに関しては、贅沢は言うまい。
前回の流れを汲んでいるというか、同じ「アウト・ゼアー」ツアーなのだから、
基本同じなのは仕方がない。でも今回はポールのボーカルに尽きると思ったので、
どの曲を聞いても満足度は高かったなと。
初めて生で聞いた曲は、意外なことにアンコール1の「03」。
ロックンロールのスタンダード中のスタンダードに心が躍る。
バックバンドも相変わらずお見事で、
ビートルズもウイングスもソロも、
ポールの曲に限りないリスペクトを込めた演奏というか。
また来てくださいね、ポール。
ロック貧乏になるのは必至だけど。で、実際貧乏です、今。
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