Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

麻婆豆腐でやさぐれ退治

2008年09月15日 | ささやかな幸せ
「ニンニクとショウガが決め手だよ」

そう言われた僕は、ニンニクとショウガをみじん切りにして、
サラダ油で熱した圧鍋のフライパンに入れる。
そのあとに豆板醤をぶち込んで、しばし炒めたあと、
合挽肉と刻んだタマネギを入れ、さらに炒めて水を入れる。
じゅう、という音を聞きながら、煮立つの待つ。
大さじ一杯の味噌を溶いて入れ、醤油を少したらす。
そこにサイの目に切った豆腐を投入。
煮立ったら、水で溶いた片栗粉を掻き混ぜながら、入れる。

麻婆豆腐のできあがり、だ。
これが驚くほど、美味。
ふだん、「麻婆豆腐の素」なるものでお茶を濁していたが、
ちゃんと手間をかけて作ったものは、やはり美味い。
確かにニンニクとショウガが効いている。豆板醤より重要かも知れない。

日頃、やさぐれた食生活をしていると、
たまにはこういう料理もいいものだと思う。
というか、「~の素」と呼ばれるレトルト食品。
ああいうのは、あんまり美味しくないんだな、と。
フライだって、多少形が悪かったり、カラっと揚がらなくても、
手作りは美味い。冷凍食品は、不味いとは言わないが、美味くない。

料理のいいところは、
やさぐれた心がリセットされることだ。
無心にならないと、美味しいモノが作れない。
やさぐれたままだと、不味いモノができるのだ。
これって、たぶん真実だと思う。
料理に限ったことではないだろうけど。

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