Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ハートに火をつけて

2009年12月11日 | 日々、徒然に
今日は若松孝二監督の取材。
おそらく日本の映画監督の中でも唯一無二の存在であり、
最も偉大な監督のひとりだと思う。
『胎児が密漁するとき』『いけいけ二度目の処女』
『天使の恍惚』などの反権力なピンク映画から、
『赤軍?PFLP世界戦争宣言』のようなアジテーション映画、
『水のないプール』『キスより簡単』『寝盗られ宗介』などの一般映画。
『エンドレス・ワルツ』や『われに撃つ用意あり』といった
全共闘世代へのシンパシーに溢れた映画、そして
『実録連合赤軍・あさま山荘への道程』で
あの世代に引導を渡した人は、とても優しい人でした。
政治も思想も右も左も軽々と越えて、
頭ではなく心(ハート)で映画を撮る人だなとあらためて思った次第。

ということで『連合赤軍』の予告編を張っておきます。
あの時代を知っている人も知らない人も
かつて日本でこれだけ生真面目に生きていた若者がいたこと。
そして生真面目ゆえに自滅してしまったこと。
その痛ましさを感じてもらいたい。
どこかで上映したらぜひ見てみてください。

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