昼。とある大学で打ち合わせ。
懸案中の本の監修をお願いしている先生と
いろんな話をする。なんとか方向性が固まってくる。
それはともかく、ここに来るまでものすごい雨で、
思い切りびしょ濡れ状態。
シャツがグジュグジュのベトベトに
なってしまったので、仕方なく脱いで
白いTシャツ姿で打ち合わせ。
大学の先生相手に、軽薄きわまる姿ですみません。
一緒に行った編集さんが
「吉田栄作状態ですね」と。褒められた気がしない。
仕事場に戻り、締切間近の原稿をまとめる。
そうかと思ったら、新たな原稿のミッションがいくつか。
頑張れば書けるタイプのものではなく、
センスが問われる類いのもので、なんとも悩ましい。
むかし、とある編集さんに、
「センスってのは磨けるもんじゃないんだよ」
と諭されたことがあった。
ってことは、どんなに頑張っても
センスのない人はどうにもならないということ?
生まれながらにセンスのあるなしがあったりするの?
と、残念な気持ちになったことを思い出した。
でもまあ、センスなんて、
ちょっと気の利いたこと、ぐらいの意味合いで
とらえたほうがいいと思うようになったら気が楽に。
自分には大したセンスはないが、
ちょっとぐらいは気を利かせられるだろう、と。
そんな気持ちで原稿を書こうと思ったら、もう夜。
今日はこれくらにしてあげてよろしくてよ、
とツンデレモードが発動するTシャツ男。
なまっちろい腹が思い切り目立ち、
吉田栄作とは似ても似つきません。
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