畠山理仁「選挙漫遊記」(集英社文庫)を読む。
今日はまさに参院選の投票日だけど
選挙に出る人たちの息づかいが
真空パックされていて、面白すぎる一冊というか。

選挙は国民の権利だし、
なにより自分の気持ちや意見を表明する
願ってもないチャンスだと畠山さんは本書で語る。
どんな政党から出ようと、どんな信条を持っていようと、
立候補した人たちに最大限のリスペクトを払い、
選挙活動そのものを楽しんでいるのが伝わってくる。
以下、引用。
「自分の一票では何も変わらない」。そんなあきらめの気持ちを抱くのは、飼い慣らされた人間の愚かな賢さだ。有権者一人ひとりの一票は微力かもしれないが、決して無力ではない。一票で当落が決まることだってあるからだ。思い出してほしい。この国の最高権力者はあなただ。自由に一票を投じられるあなただ。さあ、投票に出かけよう。選挙はあなたの人生そのものだ。
ということで投票に行って、
いまはTBSラジオの選挙特番を聞いております。
石破さんへのインタビュー時間が3分と言われるなか、
矢継ぎ早に質問して、的確に言葉を引き出す荻上チキさんの質問力。
安田菜津紀さんと武田砂鉄さんの
国民民主玉木さんと参政党神谷さんへの
精度の高い問いかけに感服しっぱなし。すげえ。
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