別府取材。いろいろ刺激的ではあったけれど、
なんとか取材は終了。
大分空港に行くバスの時間まで
1時間ほどあったので、ここぞとばかりに街を徘徊。
別府タワーです。通天閣を小ぶりにしたような
なかなかの偉容というか。レトロ感たっぷり。
展望台には自分一人で、観光客は皆無。
割れたガラス窓が、やさぐれていて素晴らしい。
海が見えたので、海岸まで。
日差しが強いし、保養地だし、
おまけにコロナ禍だし、
これはまるで「ベニスに死す」ではないか。
ビョルン・アンドレセンみたいな
美少年は見かけなかったけど。
かなり大きい商業ビルの中にCDショップが。
洋楽コーナーがあるにはあったけれど、
なんというスペースの狭さ。これが現実なのかな。
それでもディランの「シャドウズ・イン・ザ・ナイト」のジャケが面出し。
このあたりは、ディランの愛好家が多いのだろうか。
商店街を歩いていたら、成人映画館が。
ほほう。どんなのがかかっているのかな、
とポスターを凝視していたら、
地元のあんちゃんが「どかんかい」という
感じで自分の前を通り過ぎ、中に入っていった。
そういえば、ピンク映画もすっかり見なくなった。
路地の奥に入り込んでしまったようだ。
このまま迷宮の先へ先へ。