貧乏人の性なのだろうか。
ついつい安いモノに手が出てしまう。
スーパーを徘徊していたら、
500g498円という値段に惹かれ、
ソーセージのお得パックを買ったと思いねえ。
そしたら大失敗。
別に舌が肥えているわけでもないのに、
茹でても焼いても、美味しくない。
味ばかり濃くて、肉の旨味みたいなものに
欠けているような感じというか。
まだたくさん残っていて、どうしたものかと。
こうなったら、アレだ。
熱したフライパンに油を引き、
そのソーセージを垂直に切り、リング状に並べて焼く。
真ん中の空いたところに、卵を割り入れ、
塩コショウを少しだけして、すかさずフタを閉める。
耐え忍ぶこと2分。ソーセージエッグの出来上がり。
茹でニンジンとホウレンソウのバター炒めを添え、
コーヒーとトーストでいただく。
件のソーセージ。
焦げ付くぐらい焼いたから良かったのか、
卵の相乗効果があったのか、けっこうな美味である。
もしかすると、フライにすると
さらに美味ではないだろうか。ハムカツ的な。
いくら貧乏人でも、懸命に生きていたら、
学びや気づきはあるのですよ、ね、奥さん(←誰?)。