Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

Forever Young Man

2018年05月17日 | 日々、徒然に

西城秀樹さんが亡くなったという。

享年63。なんということだ。

脳梗塞で何度か倒れていたけれど、

懸命にリハビリを続け、最近まで中野サンプラザで

よく公演をしていたなあと思ってたところにこの訃報。

子供の頃からずっとアイドルで大スターだった人が

亡くなる歳になってきたんだなとしみじみ思う。

 

同時代を過ごしてきた人なら、

特にファンでなくても、

彼の曲を10曲ぐらい口ずさむことは簡単だろう。

63歳で亡くなるのは早すぎるけれど、

これから、だんだんヒデキと同年代の

アイドルの訃報を聞くことになるのかな。

 

ヒデキの曲はずっと残ると思うのだけど、

シネフィル的には

同じ新御三家の郷ひろみや野口五郎ほど

作品には恵まれなかったけど、

76年の松竹映画「愛と誠」の

大賀誠役がなんといっても代表作かなと。

 

ご冥福をお祈りします。

 

 

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ナンセンスの疾走

2018年05月17日 | 映画など

ノーマン・Z・マクロード監督

「御冗談でショ」を見る。

言わずとしれた、マルクス・ブラザーズ主演作。

徹頭徹尾ふざけるだけの映画。

皮肉屋でお調子者のグルーチョと、

胡散臭くてインチキ極まるチコ、

アナーキーな破壊者のハーポが

ひたすらアホなことをしながらスクリーンを駆け巡る。

 

 

ストーリーなど、どうでもいいというか。

意味のない笑いの連続に、

あらゆる価値観が無化されていく。

見終わって、ああ面白かったとつぶやいた瞬間、

あれ、何が面白かったんだろうと

自問自答してしまう不思議。

やっぱり自分はマルクス主義者である。グルーチョの方だけど。

 

シネフィル的には、

本作の主題歌が「Everyone Says I Love You」。

これはウディ・アレンの傑作ミュージカル

「世界中がアイ・ラヴ・ユー」の原題だ。

アレンは筋金入りのマルクス主義者だということが

よくわかる映画です。

 

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