Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

月をつくった男

2017年11月23日 | たまには音楽でも

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの新譜、

『フー・ビルト・ザ・ムーン?」を聞く。

ノエル兄貴、新境地ということで

ファンのあいだではかなり騒がれているけど、

聞いてみると、これまでのキャリアの

延長線上にある楽曲群だと思う。

でも、新鮮度はかなりのもの。やるな兄貴。

 

 

とにかく、俺の音楽を世界中に、

あわよくば月まで轟かせてやる

という気概にあふれているような。

02「Holy Mountain」のビーチボーイズ的で、

限りなくポジティブな歌詞とサウンド。

03「Keep On Reaching」の疾走感というか爆発ぶり。

04「It's A Beautiful World」では、

ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」のような

サイケデリックな音のなかで、

腐りきったこの世界を全肯定するかのような歌詞。

つまりは、オープニングから怒濤の展開で、

息もつかせない好盤になっていると思う。

 

前作までのメランコリックな曲はないけれど、

多様で雑多な音楽性にあふれている兄貴の面目躍如。

来日の噂もあるけれど、武道館だったらいいな。

もちろん行くつもりだけど、チケット1万円超えはご勘弁。

 

コメント
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