今週の「週刊文春」。
ずっと休載していた小林信彦の
「本音を申せば」が再開していた。
脳梗塞で生死を彷徨った経緯が書かれていて、
意識が混濁していく様と、悪夢にさいなまれる日々、
さらにリアル(だと思われる)な体験が混在している。
こんなエッセイ、読んだことがないというか。
夢か現実か、MGMミュージカルの
大プロデューサー、アーサー・フリードの名前を聞いて、
落涙するくだりに息を呑む。
身体、大事にしてください、信彦先生。
と思いながら、続きを読みたくなる不謹慎なtacoでした。