そういえば松村雄策さんの、
「ビートルズは眠らない」が文庫で出てたっけ、
と思い、地元の書店Kに買いに行く。
だが、しかし。そこそこ大きな書店なのだけど見当たらず。
書店員さんに検索してもらったら、
「ああ〜1冊入荷してたんですけど、売れちゃいました」と。
なんじゃと。売り切れじゃと?
そもそも1冊しか入荷せんとはどういう了見じゃ、あん?
と叫ぼうと思ったけど、自粛。
仕方ないので、大型スーパーに入っている書店Mに行く。
だが、しかし。見当たらず。
レジで検索してもらったら、
「ああ〜そもそも入荷してないんですよ〜」と。
なんじゃと。入荷すらせんとはどういう了見じゃ、あん?
と叫ぼうと思ったけど、自粛。
こうなったら、あそこじゃあ、あそこ。
と、スーパーの隣に成城石井の入っているビルがあるのだけど、
そこの2階の書店Bに向かう。
でもあそこ、書店とは名ばかりで、
文房具の方が多いというか。あとは雑誌とマンガばかりだし、
文庫の棚も小さいんだよなあ、
と半ば諦めモードになりながら行く。
だが、しかし。あった。
しかも10冊ぐらい新刊コーナーにどーんと。
ほほお。なかなかやるのお。書店B。
今まで邪険にしとってすまんのお。と心の中で叫びながら購入。
読み始めたばかりだけど、
単行本で読んでいるけど、ぐっとくる。
1990年に松村さんが41歳のとき、
ポールが初の来日公演をしたときの文章。
五十歳六十歳になってハゲてハラが出て
モモヒキをはいていても、
きっと僕はポール・マッカートニーの
ニューアルバムを聴いているだろう。
松村さんはいま65歳だ。
確かに還暦を過ぎても
ポールのアルバムを聴いているんだなと。
そんな松村さんは、脳梗塞で倒れ、闘病中と聞く。
ポールはまた来日ですよ、松村さん。
ぜひライブに行ってもらって、そのレポを読みたいところだけど、
体が第一です。ゆっくりゆっくり直してください。