モハメド・アリ。享年74。
偉大な人だったと思う。
これだけトピックに事欠かない人もいなかった、というか。
・ローマ五輪で金メダル
・黒人であることを理由に
レストランで入店拒否され、メダルを川に投げ捨てる。
・ヘビー級の世界王者に
・マルコムXの影響でイスラム教に改宗、名前をモハメド・アリに。
・ベトナム戦争での入隊拒否、王座を剥奪される。
・フォアマンを倒して7年振りに王者に返り咲く。
・アントニオ猪木との格闘技世界一決定戦。
・引退後、パーキンソン病を患う。
・アトランタ五輪で聖火に点火
これだけの見出しが瞬時に浮かび上がってくるわけで、
栄光と挫折、苦難を乗り越えていく生きざまは、
まさに「グレート」という形容をつけるにふさわしい。
日本人がアリに対して真っ先に浮かべるイメージが、
猪木との対戦であることは間違いない。
アリ自身にとって、
この試合はどんな位置づけだったのだろうか。
あれから40年目の年に亡くなったんだなあとしみじみ。