Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

胸騒ぎの腰つき

2014年08月23日 | もう瀕死で

「ありゃあ、やっちゃいましたか」

先生は同情の目を向けながら、こう呟いたのだった。

そうなんです。やっちゃったんです。

 

朝、目が覚めて布団から起き上がり、

顔を洗おうと洗面所に向かい、

蛇口に手をかざして身をかがめたときのことだった。

 

ぐぎ。

 

本当にそんな音がしたのだ。そう、腰の左あたりから音がして、

その瞬間、恐ろしい痛みが。なんだこれは、どうなっているのだ。

 

そして、冒頭のセリフに戻る。

悲痛な面持ちでいつもの整体院に向かい、症状を話したら、

先生はいきなり氷嚢を持ってきて、腰(患部)にきゅうと当てるのだった。

 

冷たい、冷たいです~。

 

そう叫んだら、こういうときは冷やすんです、感覚がなくなるぐらいにね。

 

そうなの? 感覚がなくなってもいいの?

 

と不安にさいなまれつつ、マッサージを受け、

塗り薬と湿布が腰(患部)に貼られるのでした。

 

冷やすのは腰(患部)が炎症を起こしているからだという。

だから今日はお風呂は避けてくださいね。

あとお酒はNGですよ。NG!

 

そう言われながらも、今日はちょっと野暮用があるのだ。

そうなると、ちょっとアレを摂取しなければならないのだ。

ダメなんですか、お酒、本当に?

 

と哀願したら、先生は

たしなむ程度なら、まあ、と苦笑するのでした。

 

腰と酒

どちらが大切か。答えは明白では、ある。

 

 

 

 

 

コメント
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