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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

蒼い衝動

2021年04月11日 | やさぐれレシピ
朝食はパンにしようと思いたち、
ついでに温野菜も食そうと、
ジャガイモと人参を鍋で茹で始めたのです。
そして何気に冷凍庫を開け、
冷凍のソーセージを発見してしまったら最後。

体の奥底から沸き起こる衝動、というか。

慌てて沸騰している鍋に
ソーセージを何本かぶち込み、
コンソメと塩コショウを入れたという。
さらに玉ねぎと小松菜を秒速で刻み、鍋に投入。
結局のところ、温野菜ではなくポトフを作ってしまいました。

加えて目玉焼きをつくり、
トーストとコーヒーで美味しくいただくのでした。
身体の奥底から沸き起こる衝動は
ようやく収まった気がします。

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人生は分岐点でできている

2021年01月24日 | やさぐれレシピ
冷蔵庫の野菜室に芽キャベツが。
はて。なぜこんなものがあるんだろう。

2秒ほど悩み、大鍋にお湯を沸かしつつ、
ニンジン、ジャガイモ、タマネギを切り、
鍋にぶちこんで、くだんの芽キャベツも投入。
煮たってきたら、塩コショウにコンソメ少々。
シメジかシイタケか1秒ほど迷ったけれど、
後者を適当に切って入れる。

豚肉か鶏肉か0.5秒ほど迷ったけれど、
前者を鍋に入れて、ぐつぐつ。ぐつぐつ。
アクを取りつつ、さらに塩コショウをほんの少し足して、
バターを一切れで、ぐつぐつ。ぐつぐつ。

火を止め、シチューのルウを入れて、
ぐるぐるとかき回しながら溶かす。
牛乳を少量入れて再び火をつけ10分ほどで出来上がり。

芽キャベツの緑とニンジンの赤、
そしてシイタケの黒が栄えたシチューとなりました。
ご飯かパンか0.3秒ほど迷ったけど、前者だったのです。


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彼奴(きゃつ)を剥がせ

2021年01月14日 | やさぐれレシピ
ここ数日、ずっとちくわのコトを考えていた。
だが、しかし。どこからか「カマボコの身にもなれ」
という声が聞こえてきた(ような気がする)。

実はちくわと一緒にカマボコもいただいたので。
はて、どうやって食そうかと思いつつ、
板に乗った半月型の彼奴(きゃつ)をじっと見つめるのでした。

そして、おもむろに彼奴(きゃつ)の身を
板から一気に引き剥がし、包丁でトントンと切る。
そして醤油とみりんに浸すこと5分。
そこに片栗粉をまぶして、熱したゴマ油の中に入れてじゅうっと。

1分もしないうちに彼奴(きゃつ)は、
きつね色の素揚げに姿を変えるのでした。
そのまま麦のアレと一緒に食してもいいし、
マヨをつけるとご飯が進みますよ。
揚げると彼奴(きゃつ)はなかなか淡白で美味なのです。
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とんかつプロミスト・ランド

2021年01月09日 | やさぐれレシピ
家から歩いて1分のところにある精肉店で、
お惣菜のとんかつ(小・240円)を2枚買う。
フライパンに少量の水と昆布。
沸騰したところに適当に切ったタマネギとシイタケ。
醤油とみりんで味付けをしたところに、
ざく切りしたとんかつを投入。
ぐつぐつと煮立ったところに溶き卵を入れて蓋をする。
そして、待つ。2分ほどの間、ひたすら、待つ。
じっと我慢して蓋を開ければ桃源郷、
そう、かつ煮の出来上がりなのです。

スーパーのお惣菜売り場にあるような、安物のとんかつでも、
かつ煮にすれば、たいていは美味しくなる。
そこの精肉店の揚げ物はなかなかのお味なので、
かつ煮にしてもそれはそれは美味だという。

ご飯、そして豆腐とネギのお味噌汁。
さらに一昨日作って、冷蔵庫に入れっぱの
きんびらごぼうを添えていただくのでした。
カップ焼きそばがもたらす桃源郷とは
異なる境地に、緊急事態宣言も吹き飛ぶ土曜日。

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煮干しは世界を救う

2020年12月05日 | やさぐれレシピ
冷蔵庫の野菜室を開け、
2秒ほど悩み、小松菜と油あげを取り出す。
鍋に水を入れ、沸騰させたあと煮干しを2匹投入。
ざく切りの小松菜と油あげを入れて、
煮立ったら火を止めて、味噌をといて入れる。

何のことはないただの味噌汁なのだけど、実に美味。
味噌汁のダシはいつも昆布なのを
思い立って煮干しにしたところ、これが大正解。

これにご飯と納豆。
それだけでハッピーなのです。
世の中はなにやら大変なことになっているけれど、
ずずーっと味噌汁をすすりながら
「ぶおお」とつぶやく土曜日。


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誓いの休暇四日目

2020年09月22日 | やさぐれレシピ
冷蔵庫にサツマイモがあったので、
どうしたものかと2秒ほど悩む。
目の前にあったまな板に乗せ、包丁で一口大に切る。
炊飯器にお米(無洗米です)を3合入れ、
醤油とみりんをひとさじ、塩を適量入れつつ水を
目盛りまで入れたところでサツマイモを投入し、
炊飯器のスイッチを入れる。

炊き上がるあいだに、
鍋に沸かしたお湯に昆布だしをして、
冷蔵庫にあった小松菜をざく切り、マイタケを手でちぎり、
油揚げを細かく刻んで鍋に投入。
煮立ったところで味噌にするか醤油にするか
1秒ほど悩んだあと、味噌に決めてお汁のできあがり。

そうこうしているうちに炊飯器のアラームが鳴り、
蓋を開けたらほかほかのサツマイモご飯が。
「おお」と思わず声が出る。
お汁と一緒に食す幸せ。秋だなあと。

と大いに満足したところで(以下略)。



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渋味とやさぐれ

2020年05月30日 | やさぐれレシピ

新ジャガイモの季節。

ということで、皮も剝かずに

ザク切りしたジャガイモとニンジン。

あとチンゲンサイを入れてコンソメスープにする。

それにトーストと茹で卵、ミルクティー。

こんなやさぐれ男にしては、悪くない朝食だと

ひとり勝手に悦に入るのでした。

新ジャガは皮ごとが美味しい。根菜とか皮の方に栄養があるとも聞くし。

 

仕事で忙殺されると、ストレスのせいなのか、

たまに食べ物の味がわからなくなることがある。

でも今は、皮の渋味までちゃんと味わえているので、

すぐ死ぬことはないだろう、と思ったりする。

もう少し生きよう、と。

 

 

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菌類に生かされて

2020年01月19日 | やさぐれレシピ

朝。朦朧とした頭で起きたと思ったら、

やたらに空腹だということに気づく。

 

そういえば、昨日つくった味噌汁が残っていた。

具は白菜とゴボウ。あとエノキ。

でも鍋には1人前に満たない量で、

どうしたものかなあと、2秒ほど悩む。

 

冷蔵庫にあった小松菜をザク切りして鍋に突っ込む。

ついでにシメジがあったので、

それを多めにちぎって入れ、水を足して鍋に火をかける。

ぐつぐつ煮立ってきたところで、卵を落とす。

半熟ぐらいになってきたタイミングで

味噌を足して火を止めて、キノコ多めの卵とじ風味噌汁の出来上がり。

 

ご飯と一緒にいただく。なんという美味。

食材にキノコがあると、一気に食生活が豊かになるというか。

ひと房150円ぐらいのキノコで、

安上がりの幸福感に浸る日曜日。仕事はしなきゃいけないんだけど。

 

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パチンと小市民

2020年01月04日 | やさぐれレシピ

新年からやさぐれていたとはいえ、

結局、パンキッシュになりきれず、

小市民的な正月を過ごしております。

で、年賀の挨拶がてら近場の神社で初詣。

 

 

お参りをして、おみくじは引かなかったけれど、

境内で採取されたという銀杏をいただく。

家に帰って、銀杏をキッチンばさみで切れ込みを入れ

熱した鉄鍋で煎る。塩をそれなりの量まぶすのが

美味しくできるコツらしい。

パチンと景気のいい音を聞く3が日の最終日。

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ゲッティング・バター

2019年12月18日 | やさぐれレシピ

朝、寝ぼけた頭で朦朧としながら冷蔵庫を開ける。

食材が不足してるなあ、と思いながら、

トマト缶と冷凍の合い挽き肉、タマネギ、しめじを取り出す。

 

タマネギを適当にみじん切り、しめじも適当にちぎり、

鉄鍋でオリーブオイルを熱し、

挽き肉をじゅうっと炒めながら塩コショウ。

そこにしめじとタマネギを投入。1分ほど炒めて

トマト缶をぶち込む。煮立ってきたら顆粒のコンソメ。

あとバターをひとかけ入れて、さらに煮込む。

トマトケチャップで味を調えて完成。

茹でたパスタにぶっかけてトマトパスタの出来上がりとな。

 

おお。えらく美味ではないか。

いつも目分量だし、味付けも適当なのだけど。

ケチャップの量が絶妙というか、甘くなるかならないか

ギリギリの量だったみたい。あとバターを多めに入れすぎたかなと

思っていたけれど、コクが出ていい感じになったと想像する。

 

惜しむらくは、ケチャップもバターも

入れた量をちゃんと覚えていないこと。次つくっても、

きっと同じ味のものはできないだろう。

まさに一期一会の味を堪能し、

少しだけ元気を取り戻した気がした朝でした。

 

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