桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

マナー

2016-07-21 | Weblog
昨日、鹿児島空港から東京に向かう飛行機には、何人もの子供連れ家族がいた。騒いだり、泣いたり、子供連れの旅は大変だが、飛行機を降りるときに驚いた。座席周辺にゴミが散乱してるところがあったのだ。
あれはユウトが5歳のとき、2人で愛知万博へ行ったが、行きは車、帰りは電車だった。愛知万博で警備の仕事をしていた連れ合いの娘に車を届けて、見学をして帰って来たとき、まだ5歳のユウトは「マナーというのがあるんだよ」と説明すると、ふざけたりするのをピタリと止めた。
2、3歳児では、なかなかマナーと言っても無理な話。子供は五月蝿いもので泣くのも騒ぐのも仕方ないし、それは気にならないが、座席の狼藉は親の任務。降りるときにゴミを拾うくらいをしないで子育てが出来るのかなぁ、と思ったよ。

手垢

2016-07-20 | Weblog
小池百合子が都知事選でトップを走ってると言われるが、手垢の付いた政治家は相応しくないと思う。
平然と嘘を語り、事実を歪めるようなことが政治とでも思っている、今の多くの政治家たちは、清廉には無縁だ。そんな人が都政を担ったとて、庶民が望むような清潔な政治を行えるはずはないからだ。
小池百合子は街頭演説中に「病み上がりに何が出来るのか」というようなことを語って鳥越さんを批判したらしい。それをテレビ番組で指摘された小池さんは「記憶にない」と否定したが、事実を突き付けられて狼狽えたとか。
「それでも元気に活動されていると言いたかった」などと弁解していたのは、さすがに口先三寸の政治屋だが、国民は、この手の弁明や口先三寸に散々嫌な思いをさせられた。
正直に無縁な、こんな弁明をする小池百合子は都知事の資格なしだよ。

残念

2016-07-20 | Weblog
昨夜、パスタを食べに行く予定は、全く予想外の休店日。ガッカリだったなぁ。でも、代わりに「浜野」と言う美味い和食の店へ。岩ガキが最高に美味かった。この「浜野」は、志布志事件の中で「叩き割り」と呼ばれる事件で中心的存在の浜野さんのご子息が経営する店で、これまでにも何度か行ってるが、何時行っても期待を裏切らない店だ。食事の後は、カラオケスナックを3店ほど、回り、日付が変わってホテルに戻った志布志の夜だった。

バランス

2016-07-19 | Weblog
野球を始めて右肩を痛めたが、気長にゴムを引いたり、ウエイトをやったりして、かなり回復して来た。でも、痛みを庇うことでか、鏡で見る身体がバランス悪い。それもあって、昨日はマッサージを受けたが、足から肩まで、背中だけのマッサージだったせいか、今日は胸筋に痛みを感じた。きっと背中はほぐれたのに胸などには疲労が残っていて、そのアンバランスが痛みになった気がする。
バランスって、何でも大事なんだなぁ。

ライブ

2016-07-17 | Weblog

昨夜は大崎事件弁護団の先生が中心のライブだった。今年は、昨年に亡くなった毛利甚八さんを追悼するライブで大分から奥さんと子供さんも参加され、娘さんは飛び入りで唄った!
俺も出演するようになって、何年目になるだろうか?毎年、演奏曲が増えるものだから、今年はリハーサルが4時間以上。本番も、かなりの時間になるだろうと思ったが、午後6時に始まり、終わったのは10時を過ぎていた。
俺の出番は最後の方だったからジントニックを、何杯飲んだか覚えていない。
別に酔っても歌には影響なかったし、酒と涙と男と女、いまあなたに、の2曲ともに好評だったけども、もう少し早くして欲しいと思ったよ。
でも、楽しい楽しい時間だった。

博多

2016-07-16 | Weblog
山笠って、午前4時なんだってさ。夜中の午前1時ころから動き始めて、あの走るのが午前4時開始。
いくらなんでも早過ぎ。俺が起きたときは、もう終わってた。
九州大学と救援会の集まりに行っての話は、無事に終了。今日は、大崎事件の弁護をされる先生方が中心のライブだ。
もう経済的に余裕がないし、今年は不参加にしようと思ったが、何とか来ることは出来た。もし、来年も来ることが出来たならば、そのときは新曲を持って参加しようかなぁ。

山笠

2016-07-13 | Weblog

昔、刑務所にいたとき、博多山笠の話がNHKの連ドラになり、見せられたことがある。走らんかい、だったかなぁ。
社会に帰って、何度も博多に来るようになり、今日も来ているが、実際に山笠を見たことがなかったけど、今日は祇園地区の山笠だとか。
街に出たらば、あちらこちらに山笠があった。
山笠って、正面と裏側は、それぞれに飾りが違うと、初めて知ったよ。
綺麗だった!!

都知事選

2016-07-13 | Weblog
参議院選挙のときに「支持政党なし」と言う組織が立候補した。「きっと、勘違いして投票する人がいるよな」と語っていた人があったけど、60万を超える人が投票して「良く判らなかった」と反省してる人もあるそうだ。
選挙の意味も判らない、この手の人は少なくないのだろうが、それは判らないアンタが悪い、だよね。
でも、勘違いしたとか、知らなかったとか、自覚出来る人はマシかもね。自分の投票が悪政を生んでいると、全く自覚しない人が多いのだろうからさ。
今度は都知事選になるが、昨日は野党共闘候補として、急遽、鳥越俊太郎さんが立候補した。
その年齢と癌がネックと評されもするが、政治家は理念だ。理念を持った情熱があれば、その不足は補助する者が補えば良い。
大変だろうが、頑張って、鳥越さん!!

この程度だよね

2016-07-11 | Weblog
刑事訴訟法が改悪されるとき、余りにも真実を知らない人が多いのには驚いた。自分には無関係と思いのだろうが、その無自覚は奴隷的とも感じたりして、これだから「一億火の玉」の「バカボンバー」も生まれたのだと思わされた。
今回の参議院選挙も前評判通りに改憲勢力が多数を占めて、安倍自民党が目指す憲法改正が現実味を帯びて来たろう。
その憲法改正が、どのような中身なのか。これも知らない人が多過ぎる。
やがて自分の身に降りかからなければ判らないのだろうが、いよいよ闘いの時代だなぁ。
あの戦争当時、命を掛けて戦争に反対した人たちが日本には存在した。日本共産党だ。
また日本共産党の人たちは、安倍自民党の目指す自由と人権を制約する「明治憲法復活」に反対して戦うだろうが、安倍憲法の実態を知れば多数がどちらにあるかは明白だ。
なぁに戦前のように命までは奪われまい。戦って、戦って仲間を増やせばいいだけ。
反動があれば、必ず動がある。戦いは、これからだよ。