桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

この程度だよね

2016-07-11 | Weblog
刑事訴訟法が改悪されるとき、余りにも真実を知らない人が多いのには驚いた。自分には無関係と思いのだろうが、その無自覚は奴隷的とも感じたりして、これだから「一億火の玉」の「バカボンバー」も生まれたのだと思わされた。
今回の参議院選挙も前評判通りに改憲勢力が多数を占めて、安倍自民党が目指す憲法改正が現実味を帯びて来たろう。
その憲法改正が、どのような中身なのか。これも知らない人が多過ぎる。
やがて自分の身に降りかからなければ判らないのだろうが、いよいよ闘いの時代だなぁ。
あの戦争当時、命を掛けて戦争に反対した人たちが日本には存在した。日本共産党だ。
また日本共産党の人たちは、安倍自民党の目指す自由と人権を制約する「明治憲法復活」に反対して戦うだろうが、安倍憲法の実態を知れば多数がどちらにあるかは明白だ。
なぁに戦前のように命までは奪われまい。戦って、戦って仲間を増やせばいいだけ。
反動があれば、必ず動がある。戦いは、これからだよ。

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1 コメント

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司法と選挙 (森利行)
2016-07-11 16:49:07
これは地方議会での事例ですが、司法が行政サイドと何らかの取引をした可能性があります。
最高裁まで戦った末、棄却されてしまったようですが、選挙結果にまで司法が権力に従属するようでは、ほんとうに恐ろしい世の中になりますね。

https://www.youtube.com/watch?v=T8i4rNuPjiU
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