桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

国賠集会

2012-10-25 | Weblog
一昨日、国賠集会があった。
70年代、弾圧を受けた新左翼と言われた人たちが無実になり、国賠を闘ったが、残念ながら勝利したことは少なかった。
救援会とは違い組織の人たちが主催した集会だったが、秋元弁護士と一緒に行った。
氷見事件の国賠弁護団からも参加して、現状などの報告がなされたが、国の抵抗は、本当に見苦しいいばかりだ。
布川事件も厳しい闘いになるだろうが、俺は勝利を疑わない。
そもそも再審で警察と検察の嘘は裁かれている。その事実を動かない。
もし負けるとすれば「警察は嘘を言っても良いし、捜査資料の改ざんもでっち上げも許される」と言うしかないだろう。そして、「検察官は無実の証拠を隠しても良い」と判決するしかない。
そんな判決が書けるだろうか。
証拠を改ざんしたりデッチ上げる警察、無実の証拠を隠す検察常、この実態を社会に訴えて、このような裁判の実態を変えようと、俺は声を上げて闘う。
警察と検察が良し!とされるのか。俺が良し!とされるのか、闘いだねえ。

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