桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

何と言えば良いやら

2018-03-13 | Weblog
昨日の財務省の発表は予想通りの騒ぎになった。
記者会見の麻生太郎の顔、言葉。申し訳ないが、馬鹿ツラを曝して!と感じたし、しおらしく記者会見した安倍晋三にも、同じ感覚を持った。
正義も真実もなく、ただ表面的に辻褄合わせを語る2人が、今の日本の権力の頂点にあるのだから、何と言えば良い国なのだろう。
財務省の300カ所を超える文書改ざんに付いて、それを改ざんと指摘したのが、朝日、毎日、東京。麻生太郎や菅の言うがままに書き換えと書いたのが、読売、産経、日経。
国の公文書の書き換えるのは国の歴史を書き換えのと同じだ。重大な問題と認識しない新聞社があるのも、何と言えば良いやら判らない。
更に驚かされたのは、会計検査院は、財務省の文書に2種類あると判っていたらしいのに、それを公表もしなかったと言うから凄い。何なのだ、この国は。
「公務員が公務をなすに際し、虚偽の申告や虚偽の書類作成に関わった場合は罰することとする。なお、その罪は公務員のなしたる行為で被害を受けた者と同等の罪とする他、公務員として受け報酬は、総て没収するものとする」
こんな法律を作らなければダメだな。

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1 コメント

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安倍晋三代弁者 (田崎誤郎)
2018-03-13 18:21:26
各局ワイドショーが、森友問題での文書改竄を取り上げているが、田崎史郎が時間をずらして各局に出ている。
大した能力があるとは思えないが、安倍擁護発言だけは抜きん出ている。
こんな輩を出演させるテレビ局、安倍晋三に忖度しているのか!
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