桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

機動隊員の自殺

2015-12-25 | Weblog
警察は階級社会で、地位、階級の差は絶対だ。上司に指示されたらば、必ずやらなければならない。嫌ならば辞めるしかない世界なのだ。
警視庁から沖縄に派遣された機動隊は、豪華なリゾートホテルに泊まり、辺野古基地反対行動をする人たちに暴力を振るっているが、好きでやってるん機動隊員もいるだろうけど、きっと嫌々やっている隊員もいることだろう。
各県警にある機動隊では、日常的に排除訓練がされているが、暴力を振るう訓練だから、相当に厳しい訓練が課されるようだ。もちろん、上司による暴力もあるだろうし、暴力あるところには、当然、虐めも生まれる。
兵庫県警機動隊で2名の隊員が、続いて自殺をした。その記事を読んだが、上司は軽い処分で一件落着らしい。2名もの若者が自死したのに、そんな処分で終わり?と驚くが、きっと内部では「根性がなかったんだよ!」、「警察は犯罪者と戦うんだ、弱い奴はいらない!」などと言われているのではなかろうか。
怖い組織だよなぁ。

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