人間社会は不思議で悪いことがあると重なる。次から次と過酷なことに出会う人がいるけれども、今、柔道界は、その状態こあるようだ。
パワハラ、セクハラなど、一気に膿が噴き出すように問題化したが、今度は裏金と来た。柔道界よ、お前もか!だねえ。
聞けば、確かに「そうした事情」は理解できる気はする。金が足りない。ならば委員に支給される金を戻して貰って使う。手っ取り早いし、柔道界のためだ、で纏まろう。
裏金は、大体、こんな事情で始まるよね。警察然り、検察然り、裁判所然り、各官庁然り!
捜査経費が足りない、仕方ない、使ったように偽領収書を書かせて、その金をプールして捜査の足しにしよう!それで警察の裏金は始まった。それが段々とエスカレートして、充分に捜査費費用が国家予算で出されるようになっても裏金を作り続けて、地位の高い奴から順にお零れ預かるようになったのが、警察の裏金だ。
柔道界は、そこまでにならなかったようだが、堂々と選手に必要なお金は国に求めればよいのだ。スポーツを国家文化と認めない自民党では無理かもしれないが、国民はトップアスリートに使う国家予算には賛成すると思うなあ。
この柔道界の裏金問題、第三者委員会が出来て、辞め警官や辞め検察官、辞め裁判官などが委員になったら、これはブラックユーモアだよね、
警察の裏金つくり、警察学校卒業の新人さんの
”登竜門”が、偽領収書を書かされ、悪の道に踏み出す。
恐ろしい犯罪組織の出来上がり、凄い組織です。