桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

原口アヤ子さん

2011-07-20 | Weblog
昨日は、志布志警察が作り上げた、もう1つの冤罪でかる大崎事件の犯人にされた原口さんに会いに行った。
地元の支援者の入江さんがホテルに来てくれ、その車で行ったが、俺が来るので集まろうとなっていたらしくて、原口さんを入れて7名で、昼を食べながら歓談した。
テレビ局も2社が来て、原口さんとの懇談の様子やインタビューを取材してくれた。
原口さんは「地元の人は、警察が言う以上は犯人と思っているのではないか。この土地に逃げて来たと思っているのではないか。だから、人に会いたくない」と言う。支援者が、口々に励まして、人に会って話すことは大事!負けないで戦わなくては勝てない!と言うのを聞いて、この人たちが傍にいてくれれば大事だ、と安心した。
また来ることを約束して別れて来たが、今日は三者協議日だとか。新しい証拠も提出されるらしいが、1日も早い決定を願うばかりだ。
行き帰りともに俺が運転して、次は1人でも行ける感じだ。

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