桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

藤原正彦先生にモノ申す

2020-06-26 | Weblog
嘘も方便と言うが、宗教で言うホウベンは法弁だろうか❓️
とにかく嘘もときには許させるとするのが日本の宗教世界だ。
欧米のキリスト教などの神は、その前に嘘は許されないとする規律があって社会と人間生活に行き渡り、嘘は罪として指弾されて裁かれる。だから、司法、経済、政治など、あらゆる業界で人が嘘を語ったならば、それだけで社会から放逐される厳しさがある。
しかし、日本は違う。
あらゆるところに嘘が混じって曖昧模糊とし、いい加減、適当で物事が進んでしまう。
それでいて武士道の清廉とか、神道の穢れ無さだとか言われるが、そんなモノは建前でしかない。
先に書いた藤原正彦先生は、思っていた通りに日本の神道に絡めて日本人の品格がコロナ克服の力みたいに書いたらしい。飯塚育ちのお坊っちゃま政治屋さんが、つい最近に日本の民度がコロナ克服の力とかほざいて、すぐに訂正を余儀なくされたが、大丈夫なのかね、藤原先生は。
たった2千年前に日本国土が生まれたとする幼稚な神話に基ついた太陽神話などが中心の神道の、どこにコロナ克服の品格があるというのか、俺には理解不可能だ。
神社本庁は金銭問題発覚あって金比羅神社は離脱したそうだが、この金銭問題も神道の品格の賜物なのだろうか。
そう言えば、何かと神道系の会で発言される桜井よし子先生は、どこかの神社境内に豪邸を建ててお住まいだとか。
あれも品格ゆえに神道の神から賜る恩恵なのだろうか。
俺も神道の恩恵を賜りたいが、こんな罰当たりを書いていてはダメかな❓️でもなぁ、人間の天皇を神の子孫なんて思うのは死んでも無理だし、高々2千年前に日本国土が誕生したなどとする荒唐無稽な神話に頭を垂れる気にもならないしなあ。
何を信じるのも自由だし、神道を信じて拝する日本人の中には、その通りに清らかで品格を持つ人も多いのかも知れないけども、それを国家だとして押し付けるのは止めた方がいい。
ましてや世界中がコロナと戦って苦しんでいるときに神道がコロナ克服の力だなどと語るのも止めるべきだろう。藤原先生が神風の末裔だとしても、かの戦争と同じで世界の物笑いの種になるだけだからさ。
もし藤原先生が書くように神道が清廉なモノならば、なぜ平然と嘘を語る安倍晋三さんの政治を万歳していられるのか、それも理解できない。
藤原先生、神道の品格に期待してます、この日本から嘘を排斥しましょう‼️

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3 コメント

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Unknown (narufg)
2020-06-28 00:31:57
やはり嘘は、ダメだと僕も思います。
でも、嘘をつかない事は難しいです。
嘘をついたつもりでなくても、結果的に嘘になってしまいますし、嘘をつけなかったことで人を傷つけてしまうこともあったり、嘘をつくことを拒否した為に人と離別する結果になったり・・・エトセトラ。

とかく嘘をつかずに生きようとする者は不器用な生き方しか出来ない場合が多いと僕は思います。

それでも、僕は嘘をつかないよう気をつけて生きて行こうと思っています。

追伸:
本日、まさに投稿のあった日に、嘘がつけなかったことで、大事な人との関係が無くなってしまいました。
僕は、頑なに思い過ぎなのでしょうか?
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Unknown (narufg)
2020-06-28 00:34:17
すみません。
投稿って、僕のコメントした日事です。
2020/06/27 土曜日です。

紛らわしくなって、すみませんでした。
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キリスト教は、うそを言わなければ、 (akiko)
2020-06-29 09:02:49
キリスト教は、例えばカソリック。神父に本当のことを告白(告晦)すれば、その罪を許し、誰にも言いません。国の法以上の権威をもって、その人を許します。
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