桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

最高裁要請

2008-11-23 | Weblog
布川事件は、基本的に第3木曜日に最高裁西口で朝8時過ぎからビラ配りをして、午後2時から要請行動をして、夜は5時半からマリオン前で宣伝活動をする。今月も無事に終わったが、午前中から昼にかけての空いている時間に、東電OL殺人事件の高裁要請と裁判所前宣伝に付き合った。
その宣伝中、裁判所前には法政大学の新左翼学生の活動を監視する公安警察が沢山いた。東電OL事件の支援者がマイクで話していたときは、その声が小さいことから反応せずに学生たちを注視していたが、俺が裁判や検察、警察批判を始めたらば、何人かが宣伝カーに向かって来たのが判った。相手の顔が判ったとき、「何だか、そっちにいる公安警察が来たようですが、どうぞビラを受け取って読んで下さい。
アナタも裏金、やってるんんですか?」
と言ったらば、素知らぬ気に踵を返して戻って行ってしまった。それから警察の正義を汚す裏金問題を話したが、声高に言われてもコウベを垂れて黙るしかない警察。改めて真実と正義は強いと感じた。
今日は袋田の滝宣伝だ。

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