桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

坂本貞一先生

2013-09-06 | Weblog
坂本先生は、名古屋の弁護士さん。
名古屋法律事務所が、佐藤光政さんのコンサートをしたことが切っ掛けで、布川事件守る会が名古屋に結成されたとき、先生は会長になってくださった。
それから何年になったろうか。
幸いにも再審を実現して無罪判決を勝ち取り、先生にも喜んで頂いたが、一応、闘いは終了したことから、坂本先生ともお会いする機会は減った。お元気にご活躍と思っていたが、今回の訃報だ。
日帰りで参列したお別れの会は、会場一杯に人が集まり、座れない人も沢山いたほどで、先生の生きて来た道が判る思いになった。
人の人生は言葉じゃない。小賢しく言葉を操る、同じ弁護士だけど橋下みたいな奴もいるが、人の本質が評価されるのは行動なのだと、今日は教えて頂いたなぁ。
俺も、もっと頑張って行動しなくては。

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