桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

監督

2014-10-20 | Weblog
昨日の野球は痺れたね。
北海道ファイターズのチームとしての、稲葉篤紀選手に対する尊敬と信頼は、実に素晴らしい。
劣勢の中、代打でヒットを放ち、それに依ってチームの雰囲気を変えてしまう稲葉選手の存在があるファイターズを見て、我がジャイアンの不足を、改めて感じた。
結局、4番打者・中田翔のホームランなどで逆転勝利したが、あの勝負強さは、全く打てない中でも吐く苦しみを味わいながら4番打者を務めて来た、その体験が作ったものだろう。
監督は、選手の才能を見抜き、辛抱して起用し、育てる力量が求められる。
栗山監督はファイターズに新人監督として就任した後、確実に育て上げる任務を果たし、今や中田翔は、日本の4番打者と言われる存在になった。
我がジャイアンは、「常に勝つ使命がある中で若手を育てるのは大変」と言われる。が、ファイターズは勝ちながら育てた。問題は、監督の力量だろう。
藤村、大田、中井など、巨人にも素質のある若手は多いが、アンダーソンやセペダ、片岡などの補強で育てる機会を与えられない。
今週はドラフト会議もあるが、監督の忍耐と眼力が必要ない坂本や長野などのような選手でなければ、今の原監督では、どのような素質を持った選手でも取るだけ無駄かも知れないと思っている。
野球も監督は大事だねぇ。

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