東日本大震災の復興を目指すために、企業にも特別な税金が課されているが、それを止めようと、安倍首相言っている。
もちろん、国民に対する復興税は維持するし、更に消費税も8パーセントにしようとしているが、大企業には儲けて貰い、そのお零れを社員に分け前を与えられるように、もっと利益を上げさせたいらしい。
何度も書いたけど、日本の経済は一般の消費が6割を超え、大企業の利益を図っても景気は良くならない。大企業に利益を与えても、それは内部留保として蓄えられるだけで、全く社会に還元されないことなどは、この間の不景気でも大企業の内部留保は増え続け、今や220兆を超す現実を見れば明らかだろう。
ああそれなのに安倍のお坊ちゃん、馬鹿の一つ覚えのように大企業を儲けさせて、そのお零れで景気浮揚させる政策しかなし得ない。時代遅れと言うか、自民党の限界と言うか、会社主義日本政党の限界だ。
しかも、この政策提言に応える日本経団連のコメントは「歓迎する」と来た。こいつらには大震災で被災し、今も困窮する人がいることなど、全く眼中にない。ひたすら金儲けばかり。
日本の財界人と言うのは、この程度の人間でしかないのも悲しい現実なんだねえ。
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