桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

これでも裁判官

2012-07-31 | Weblog
いい加減な裁判官は、社会が思うほど、少なくはない。ただ司法試験を合格できるだけの頭脳を持つに過ぎないのに、まるで神のごとくに、何でも理解出来るかのような判断をする。
昨日、アスペルガー症候群と言う脳の病を持つ人の殺人行為に対して「社会に障害を適用して受け入れる施設がない」という理由で求刑よりも重い判決を下した。病の受け入れ先がないのは被告の責任か?社会の責任ではないのか!
「量刑のには社会秩序の維持も重要」と考えたと言うが、裁判は社会秩序の維持だけにあるのではなかろう。警察や検察の請負機関のごとくに考える、このような裁判官が冤罪も作る。「疑わしいような輩を社会に放つと社会秩序が乱れ、治安が悪化する」と。
裁判官は何をしても罪を問われることはない。だから、やり放題だ。
裁判官は自由心象だが、何をしても良いと言うことではない。誤った裁判官は、それなりの責任を背負わせる必要があるねえ。

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