桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

一族郎党

2011-02-10 | Weblog
俺は見たことがないタレントだが、小向美奈子の覚醒剤事件が、またニュースになって騒がれている。
薬物は怖いね。この前の田代まさしと言い、清水健太郎(こういう字だったかな)と言い、何度も逮捕されている。薬の幻覚作用に酔う感覚が忘れられないのだろう。薬は怖い。
今朝は、その小向美奈子の父親までがニュースに顔を出していた。自ら出たのか、出るように求められたのかは知らないが、何か事件があるたびに、家族、親戚がコメントをしたりするのは、世界でもあるのだろうか。
昔、日本では犯罪人があると、その家族や親戚までに罪が及んで断罪された。その名残があってか、今でも犯罪者の家族は、必ずと言って良いほど、テレビの前に立たされる。嫌だねぇ。人は、いかに家族であろうと、それぞれが別の人格だ。成人した子供の罪に親を問うニュースを見るたび、人権のなかった江戸時代を見るような不快を感じる。人の不幸は蜜の味!薬物の魔力と同じに怖い、怖い!

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