桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

どこもかしこも

2012-07-27 | Weblog
電力会社、警察、検察、経済産業省、野村証券、学校、どこもかしこも自浄能力がない。
日本って、こんな人間ばかりだったろうか。
問題が発生しても、みんな事実を隠して姑息に終わらせようとするばかりだ。
今度は野村証券のトップが辞任したが、何年も前から野村証券が作り出す狡賢い人間性が言われている。法律の裏をかいて犯罪行為で金儲けする事件に絡む人に、野村証券朱出身者が多いのだ。
今回もインサイダー取引とかの問題行為が発覚したけども、トップは責任を取らずにやり過ごそうとした。
各地の学校で見逃されている「イジメ」での学校トップの無責任さ、見ていられないほどの無残さだ。
原発で人の未来を奪う怖さを無視して、未だに原発にこだわる電力会社、それを支えている経済産業省。人の未来よりもお役人に大事なのは天下りの金なんだろうね。裏金を作って税金を横領して来た検察。今でも「公安警察」を中心に裏金を横領している警察。
清廉潔白、武士の心など、今の日本の中枢にある人は失ってしまったのかもしれない。
変えるしかない。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-07-28 09:51:03
元々、武士が清廉潔白なんてのは捏造のおとぎ話でないでしょうか?明治維新を演出した長州、薩摩の武士たちの、その後の贅沢三昧、汚職のひどさなど、武士の清廉さのかけらもない。西郷隆盛のような武士は、清廉さがあったのだろうが、ごく一握りという感じですね。
 人には清廉潔白さを説き、自分は贅沢三昧というのが、為政者、今の世では官僚(裁判官や検察、警察なども含め)の真の姿と思われます。
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