病気だね

伊勢志摩サミットで「世界経済はリーマンショック前と同じ」と発言して、世界から馬鹿にされた安倍は、「そんなことは言っていない」と否定した。
これまでにも何度も恥知らずな嘘を語って人を欺いて来た安倍だが、自分で話したことを形勢不利となれば否定するなど、普通の人に出来ることではない。さすがに日本国の首相だ。
この首相あってマスコミあり、だけど、ホントに日本のマスコミは情けない。
昨日も、安倍の「消費税増税延期、参院選で信を問う」の記者会見を受けて、テレビは街頭の声を放映していたが、全くピントがずれている。
「消費税増税は賛成ですか、反対ですか？」だと。
問題は、増税が賛成か反対かではないでしょ！
賛成か反対かだけを問えば、アベノミクスの失敗で世界から取り残され、実質賃金は３年連続のマイナスだもの、増税に賛成する人があるわけはない。安倍は増税を止めた、だから正しい判断だ！となってしまう。しかし、本当の問題は「必ず１０％に消費税を上げる。そのためにアベノミクスで日本経済を好景気にする」と公約して安倍自民党は総選挙を行い、圧勝して、戦争法を作るなどの政治を行った。
その結果が「世界から取り残された不景気、消費税増税の断念」となった失政なのだ。もし、マスコミが街頭で市民に問うならば、その失政部分を問うべきなのに、まるで増税延期の判断が良いものであるかのように描いてしまうマスコミ。安倍の嘘つきも病だとしか思えないが、マスコミも病んでるなぁ。