桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

友人

2009-07-19 | Weblog
俺は長い月日を塀の中で過ごしたせいで、古い友人は少ない。そもそも人様の信頼を得られるような生き方をしていなかったから、塀の中で生きた月日に関係無く、友人は少なくて当然なのだ。
今、友人と呼べる人は、シャバに帰った後に知り合った人たちばかりだ。色々なの人たちの中には若い女性もいて、先日、久し振りに一杯やった。
地元茨城の支援者の娘たちである若い友人は、何時もストレートに言葉をくれる。今度も辛辣な批判をされたが、だからと言って悪意の欠片も感じないし、それはそれで若い感性からの思いを知ることは、忘れているものを思い出させてくれたり、何時も楽しく時間を過ごせる。
彼女たちがどう思っているのかは知らないが、次は納涼をしようとメールがあった。

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