桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

第三回公判

2010-09-10 | Weblog
台風が過ぎて、昨夜は、実に気持ち良く眠れた。疲れたなぁ、と感じたのは、夏の疲れだろうか。
今朝も風が心地良く、秋を感じた。
今日は公判。
初めて、本当の目撃者が出廷することになろうか。いやこの方の子息も出ているから、二人目か。
もし43年前に、この方が裁判に出ていれば、俺たちは有罪にはならなかったろう。検察の犯罪行為を示す証人だ。
今さら、43年前の記憶を尋ねてどうなるものでもないが、尋ねて信用出来ないと言うらしい検察は、本当にどうかしてる。
爽やかな秋空。検察にも爽やかに、潔くやって欲しいものだ。
今日の事前会議は、元拘置所跡に建つ亀城プラザ四階。眺めは最高。筑波山は、銀行に隠されている。

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