桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

墓穴じゃないの❓️

2021-06-10 | Weblog
JOCの経理課長だかが自殺して、バソナへの派遣依頼で日当が35万円だとか、オリンピック委員会が遣う莫大な金額が赤裸々になって追い詰められての自殺ではないかと夕刊紙などでは書かれ始めている。
そこに来て親玉の山下さんが週刊誌に抗議するってのは、火に油を注ぐんじゃないの。
止めた方がいいのに。
IOCが遮二無二オリンピックをやりたがるのは金儲け。それだけだよね。
パソナの竹中平蔵もオリンピック中止が多い世論に対して「世論は間違ってる」と公言するのはオリンピックで莫大な金儲けの出来るパソナの経営者だからだよね。
JOCが支払う1日の日当が35万円と暴露されてオリンピックで儲けたい権利を握る連中は焦り、犯人探し。そして、その金の流れを把握する経理課長の自殺だもの、誰が考えても怪しげだ。
事実が違うとか抗議するのだそうだが、騒ぐほどに世間の衆目を集めるよね。真相が知りたい俺は山下さんの狼狽は大歓迎だし、抗議も素晴らしいと思うけど、あほやなぁ、だね。

生還

2021-06-10 | Weblog
親しい方がコロナに感染して入院し、今日、退院した。
大したことがないと、本人からラインが来ていたし、そう心配していなかったが、そんな暢気な状況ではなかったそうで、かなり深刻だと聞いて知ってご家族に連絡したときは、あとは肺が持つか持たないかだと聞かされて愕然とした。
その人がいない俺の闘いはない。
このところ、俺の人生から祈る思いは消えている。あるがまま、なるがまま。自分の成すべきことをして、あとは総てを受け入れる。
そんな思いで生きているが、自分の力ではどうにもならない大切な人の命を思うとき、ただ祈るしかないのだと思い出したね。
俺が29年間の拘束を解かれて社会に帰ったとき、空気がキラキラと輝いていた。
看護師からエクモは使えません。意識が無くなったときに人工呼吸をするかどうか家族と相談しろと言われたそうで、今日の退院で見る街は輝いていたそうだ。
生死を見つめ、考えると、この世は輝いていると感じるのかも知れないね。
いやぁ良かった‼️

ルビーのような

2021-06-10 | Weblog
俺のトマト好きは、かなり知れ渡っている。
今年は連れ合いの実家で本格的にトマト作りをしているが、脇芽を摘んで指先に残るトマト独特の匂いを嗅ぐと
、それだけで幸せな感じになるのだから自分でも驚く。
先日、初めてコンサートに行った大瀧さんからトマトが届いた。
私の人生という素晴らしい曲を作って貰えた感謝は、こちらからお届けすべきだと恐縮してお礼を伝えると、俺の前向きなオーラが進むべき方向をも示してくれるなとど過分な言葉を貰って、さらにビックリだ。
何時、どうして俺のトマト好きわ知ってくださったのかは判らないが、トマトというのが嬉しいよね。
まるでルビーのように輝く紅のトマト、美味かった‼️