桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

東住吉事件国賠裁判

2021-06-02 | Weblog
今日は冤罪仲間の国賠裁判だ。昨日から大阪にきて傍聴に行った。
思いがけない人に会えて嬉しかったり、何時もの人に会えて嬉しかったりだったが、今日も無事に40名の傍聴券を得られた。
今日は、実質的に最後。後は最終意見陳述と判決だろう裁判は、本人の青木さんが、何時も通りに明確なことを話してスッキリだったかな。
それにしても、本当に警察の反対尋問は低レベルだった。青木さんに責任があり、大阪府警に責任はないとした立場で尋問するのだから当然だけどもね、
俺が思わず声を出してしまったのは、青木さんが坂本刑事に「娘の写真に詫びろ、見ろ」と責められた取調べのことで「娘さんの写真を見るのは当然ではないのか、なぜ見るのが嫌だったのか」とか尋問したことだ。
娘殺しの犯人だとして責められて写真を見ろ、詫びろ❗️と言われて見たくないのと、普通に写真を見るのでは違うだろ‼️だよね。
葬式の写真も同じだろとか言う間抜けな大阪府警代理人の尋問には、俺以外の傍聴席からも声が上がったけど、当然だよなぁ。もちろん、裁判官は傍聴席からの声に、何も言わなかったが、もしかすると裁判官が府警代理人に言いたい言葉だったかもと思ったなぁ。
今日も関西大学で映像を学ぶ学生の撮影が、裁判後にあった。
明日の超低周波治療や食事療法の店にも同行撮影したいそうだが、いいのを作って欲しいな。