桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

再稼働

2015-08-13 | Weblog
川内原発が動かされた。
この暑さの中、電力は足りているのにだ。
再稼働のニュースでは、どのテレビ局も賛成、反対の市民の声を紹介していたが、賛成は「金」なんだよな。
それは金がなければ生きて行くのは大変だが、故郷はは存在するよね。
原発の事故が起これば故郷を失うのに、何とも哀しい話だ。
川内原発は噴火災害が案じられるのに、稼働を認める人は「稼働中には起こらない」と言うそうだ。確か、福島も「そんな津波は起こらない」と言うことではなかったか。
原発設置で支払われる金は、麻薬と同じだね。一度味をしめたらば、それが無くては生きて行けない状態になる。
次に故郷を失う候補者は、まずは川内。そうならなければいいけど、再稼働の夜、東北復興曲を聴いたらば悲しい気持ちが溢れて来たなぁ。

いいぞ、朋美ちゃん!!

2015-08-13 | Weblog
自民党の稲田政調会長は弁護士夫婦。産経新聞を愛読していて思想的な確信を得たそうで、旦那の推奨で夫人が代議士になったらしい。
稲田朋美が法務に関わっていたとき、死刑囚再審で無罪判決を得た免田さんの年金に対して猛反対していた。稲田が違う部署に移り、やっと免田さんの年金も特別法として成立したが、産経新聞で思想的な確信を得た人物らしく弱い者には厳しい人だ。
今、自民党の政調会長として東京裁判に付いて検証するそうだ。
確かに、勝者の理論による裁判だったし、違を唱える余地はあろうが、少なくても第二次大戦後の世界は、あの東京裁判価値観で成り立っているのだから、その東京裁判に違を唱えるのは「判決部分は認める」などと言う勝手な言い分は通らなくて、世界に安倍政権の異端を知らしめるだろう。いいぞ朋美ちゃん、世界を相手に安倍政権の馬鹿さ加減を見せてやれ!!