桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ウィキリークス

2015-08-02 | Weblog
世界的な内部告発をしているウィキリークスが、アメリカ情報機関が日本の政府や日銀、企業を盗聴していたことを公表した。
アメリカのポチでしかない日本政府も盗聴されるんだねぇ。何を求めても言いなりの自民党政権だもの、アメリカなんて適当にあしらうだけで盗聴なんてしないだろうと思っていたよ。
まあ企業などは、それなりに内部を探る価値はあるだろうが、日本政府がねぇ。

強制起訴

2015-08-02 | Weblog
31日、連れ合いと東京地裁に向かって歩いて行くと、かなりのテレビ局が取材に来ていた。何事だろうと思ったらば、検察審査会の起訴、不起訴が公表されるとのこと。
それは東電幹部に対する福島原発事故での判断だった訳だが、今日の読売によれば、検察は「検察官なら誰でも不起訴にするばずだ。東京地検の判断に自信を持っている」と発言し、検察審査会の判断を疑問視しているそうだ。
多分、本音で言えば、「素人が誤った判断をした」と言いたいのだろうが、ここに腐れ検察の腐れたる所以があるだろう。
すでに報道が重ねられたところだが、東電幹部は大津波の到来が指摘されたのを無視して対策を怠ったのだ。その責任を追及することは当然ではないのか。
その一般的な疑問を無視して「不起訴が正しい」などと言う検察の常識が、冤罪裁判でも真実を歪める法匪たる検察の面目躍如と言うところだ。
腐れ検察は、どこまで行っても腐れでしかない。