桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

コンサート

2014-01-12 | Weblog



今日は新橋のドイツ料理店で佐藤光政さんのコンサートだった。
久しぶりに行ったが、光政さんのファンの皆さんとも久しぶりに会えば、皆さんが喜んで言葉を掛けてくれ、それも嬉しいコンサートだった。
初めてコンサートの打ち上げにも参加して、今日は歌を堪能しただけではなくて、総てを堪能した1日だった。

記憶

2014-01-12 | Weblog
歳を取ると忘れる、記憶が衰えると言われてる。
確かに、このところ、色々なミスがある。
一昨日朝、予定で家を出る連れ合いが「車の鍵がない」と言う。前夜、俺が運転して家の鍵も開けたのだと思い出して、年のために家のドアを開けて確認したらば、何と鍵穴に挿したまま!何と無用心な。
明け方の地震は震度3。目が覚めて連れ合いと話し、また寝て起きての朝飯で「今朝の地震も大きかったね」と言ったらば、「知らない、話したことも覚えてない」だと。
俺は、長いこと、「なぜ事件の夜の記憶を失ったのだ、大事な日ではないか」と、花岡学という土浦の裁判長から尋問されたと思い込んでいたが、どうも杉山が高裁で裁判長から言われてるようだ。
この前、読んだ「こころの盲点」には、そのような錯誤をするのも脳の盲点、欠点だとあったが、昨夜も俺の過去の言葉を、俺の認識とは違って解釈する人と論争になって、途中から俺の錯誤かなぁ、と思いもして、自己認識だけが正しいとは限らないと思った。
年齢で記憶は衰えない、とも本にはあったが、まあ年相応に記憶を失っても自己認識は誤らないで行きたいものだ。そこが1番、難しいのだろうが。