桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

自民党崩ればかり!

2014-01-10 | Weblog
今の野党は、離れ自民党、流れ自民党、こぼれ自民党など、自民党に席を置いた連中が、ひたすらに政治屋職にしがみつく中で野党になった輩ばかりだよね。
野党などと言ったとて、金と権力を求める亡者で、やることは自民党と変わらない。
都知事選挙になり、離れ自民党の桝添さんが出馬するそうだが、勝てれば良いと、自民党は除名の過去に目を伏せて推薦するとか。自民党は終わった、と脱党した桝添さんも恥ずかし気もなく頭を下げるのだから、どっちもどっち。こんなのが知事になっても弱者の力にはならないわなぁ。
桝添が出たらば、今度は細川元首相だと来た。
おいおい、大丈夫かい、はぐれ自民党で、投げ出し首相のお殿様。あんたには佐川急便の1億円問題があったよなぁ。
なぁに世間なんて、もう1億円問題なんて忘れたよ、ってかい。
本当にお気楽だよなぁ、政治屋さんは。佐川急便の次は、徳洲会の金!ね。

29・8%

2014-01-10 | Weblog

警察が、昨年度の犯罪件数などを発表したらしいが、ひどいねえ、その捜査力の低下は。

何んと検挙率は3割にも届かない。29・8%だとか。話しにならない。悪いことをしても7割の犯人は逃げ切っていると言うことだから、これは深刻だよね。

きっと警察は「時代のせい」なんて言い訳するのだろうね。市民の繋がりが希薄になって犯人が社会に溶け込みやすい、交通網や通信網が発達して逃走を追えなくなっている、何て言うんだろう。

違うね。犯罪捜査に対する研究や熱意が足りないだけだろう。

江戸時代と同じに、何時までも社会のアンダーグランドで生きている連中の情報を頼り、目星を付ければ「自白」に頼り、何も進歩していないからこそ、この数字なのだ。

街に張り巡らされた監視カメラに頼り、やっと3割ラインに達する程度の捜査力を上げるには、今のように警備公安警察優先ではなくて、刑事警察の充実に力を入れない限りは、市民の安心社会は生まれまい。

と言っても無理なんだけどね。警察は政治の番犬、時の権力の番犬が宿命の組織だから、警備公安優先体質は変われないのだ。

それにしても3割を割るとは、ひどいねえ。