京急に初めて乗ったのは、中学1年の頃だった記憶があります。それから20年ほどは乗る機会もなく過ぎていましたが、蒲田の鉄道模型ショウが縁で利用することが多くなりました。
また、鉄仲間と乗り鉄したりして、近郊の私鉄ではお邪魔することが多い路線と言えるかもしれません。
京急の展望ビデオはかなり古い頃の物を持っていますから、それと見比べると沿線がだいぶ変わったことも実感できます。
ここに収録されている展望ビデオは、主要駅間のシーンがメインなので、一部の区間しか見比べることはできません。京急蒲田駅の高架化工事で本線の上にまたがる橋脚部分は懐かしく思います。また、ここで分岐する空港線が国道を横切る情景は当時を思い起こします。
京急は支線が少ないので、本線と久里浜線がメインの構成になっていますが、本線と言うと品川~三崎口と思ってしまいがちですが本当は浦賀。
その浦賀はいまでは久里浜線に地位を譲ってしまった感が強い気がします。
理由のひとつは快特や特急の本数の違いでしょう。浦賀~品川の優等列車は朝と夜しかなくて、あとは普通ばかり。方や三崎口~品川には毎時数本の快特や特急が運行されています。
本線が枝線より便が悪いという現象は、ほかの鉄道ではあまり見られない現象です。距離の問題もあるのでしょうが、インパクトでは完全に本線が支線になってます。
本編はそのことにも触れています。
車両は2100形がメインで、1000、600形もそれについで多く出てきます。JRと併走する区間では、JR貨物、JR東日本と絡んで走行する場面が有り興味深いところです。それに絡む京急は残念ながら各停なので、爆走する快特が追い抜くシーンではありませんが、少し遅れて上りの快特がスレ違うので、120キロの速度感がここで味わえます。
撮影時期は京王、京成、京急とも2006~2007頃ではないかと思われます。
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