オーディオ交換後作動最終チェックをしていたら、DVDの画面が待機状態で映像が出ない事に気が付きました。取説で原因を確認すると、一カ所配線を省いたのが原因と分かりました。
現在はATが主流なので配線もそれに合わせたものが付属しており、MTには関係ない物と勝手に思い込んでいたわけです。
運転中にDVDを使用すると音声のみに切り替わるための配線で、これを付けないと画像が出ないシステムになっているのです。
シフトレバー枠を外せば中に押し込んでいる配線が取り出せるので、束ねている配線をほどいて、接続用の物を取り出します。
作業開始はオーディオパネル取り付けビスの下にある左右1か所のビスを外します。
鶯色の配線がサイドブレーキスイッチプラス側に取り付け用なので引き出しておきます。今回はセンターコンソールパネルを外す作業です。
矢印のビスとサイドにそれぞれ2カ所ある爪を外します。
シフトレバー近くに1か所中央部を止めるビスも外します。
ボックス手前に2カ所あるビスを外すとサイドブレーキカバーが外せます。
最後に後方のコンソールボックスを固定する2カ所のビスも取ります。
これで車内中央にあるコンソール枠が取れました。
車体中央ボックス枠が無くなりました。
サイドブレーキランプのスイッチが根元についていますが、コードの長さがあまり余裕がないのと、シートとの隙間が狭いのでコネクターを外すのが厳しい!
オーディオからの配線は有り余るほど長いので助かりますが、後で余った分は束ねて隠さなくてはいけません。
この赤いクリップをサイドブレーキプラスに嵌めればいいので配線作業は簡単ですね。
サイドスイッチから外したコネクターコードに結合します。
結合したら作動するかDVDをチェックします。正常に作動していることを確認したらパネルを戻す作業になります。取り外しの逆を行うので時間はかかりません。
最後の注意点はオーデイオパネルからくる裾部分との結合場所です。
これがしっかり入っていないと、上部パネルが収まらないばかりか、隙間が出てしまうのでしっかり爪を食いこませます。
作業工程はこんなもので30分ほどで終了しましたが、サイドブレーキがかかっていない状態だと映像は出ませんから、同乗者が見たいと思っても見られないというのはどうかなと思うので、中間にスイッチを入れて走行中でも見られるようにしようかなと思います。