本日のラインに入庫したのはE233系6+4編成です。
かなり以前から室内灯の設置は計画されていましたが、西武車両が優先だったのでなかなか順番が回ってきませんでした。KATO製の車両に室内灯を取り付けるのは、10系客車と同じでかなり時間を要します。
床下の通電板が細いためこれに合わせてリード線を入れるのに調整が必要なためですが、室内の設備で取り付け方も変わります。
E233系は通勤型なので室内と言っても大きな障害物はありませんから、ブリッジダイオードも置き場所には困りません。逆に空間が大きいのでしっかり止めておかないといけません。
運よく片方に純正の室内灯を固定する枠があり、これにダイオードがしっかり入ったので助かりました。
通電板にリード線を入れる場所を探しましたが、接続できるような空間がないので、室内に2か所穴をあけそこにリード線を通しました。
車体中央にあるウエイトにリード線が接触してショートを起こさないように念のため絶縁しています。
リード線は長めにして裏側で長さを調整しました。通電板と設置面積が少ないのでしっかり固定しないと通電不良が起きますから、リード線の先端2cmほどにはんだを流して接地面を少し広げました。
この2年ほど出場することが少なく休車状態だったためか、照明設置後のテストではちらつきが多かったので、車軸と台車集電板を磨き組み直したところちらつきも少なくなりました。
今回一番困ったのがモーター車への取り付けです。フライホイールが付き以前のように上からリード線を入れることが出来なくなりました。
車体横にわずかながら隙間があったのでここから給電することにしました。モーターを覆う上半分は1枚板のダイキャスト整形で重りを兼ねています。これにリード線が接触しないようにテープで回りを絶縁しておきました。
リード線の先端を丸くしてはんだで穴を埋め少し盛ったものを作り、モーター集電板に確実に当たるようしています。あまり奥に差し込むとフライホイールに接触してショートしてしまうので、ここは手探りで調整しています。
モーター車は年代により構造が微妙に違っているので、毎回現物を見てから取り付けを考えますから、KATOさんはボケ防止に貢献していると言えるでしょう
かなり以前から室内灯の設置は計画されていましたが、西武車両が優先だったのでなかなか順番が回ってきませんでした。KATO製の車両に室内灯を取り付けるのは、10系客車と同じでかなり時間を要します。
床下の通電板が細いためこれに合わせてリード線を入れるのに調整が必要なためですが、室内の設備で取り付け方も変わります。
E233系は通勤型なので室内と言っても大きな障害物はありませんから、ブリッジダイオードも置き場所には困りません。逆に空間が大きいのでしっかり止めておかないといけません。
運よく片方に純正の室内灯を固定する枠があり、これにダイオードがしっかり入ったので助かりました。
通電板にリード線を入れる場所を探しましたが、接続できるような空間がないので、室内に2か所穴をあけそこにリード線を通しました。
車体中央にあるウエイトにリード線が接触してショートを起こさないように念のため絶縁しています。
リード線は長めにして裏側で長さを調整しました。通電板と設置面積が少ないのでしっかり固定しないと通電不良が起きますから、リード線の先端2cmほどにはんだを流して接地面を少し広げました。
この2年ほど出場することが少なく休車状態だったためか、照明設置後のテストではちらつきが多かったので、車軸と台車集電板を磨き組み直したところちらつきも少なくなりました。
今回一番困ったのがモーター車への取り付けです。フライホイールが付き以前のように上からリード線を入れることが出来なくなりました。
車体横にわずかながら隙間があったのでここから給電することにしました。モーターを覆う上半分は1枚板のダイキャスト整形で重りを兼ねています。これにリード線が接触しないようにテープで回りを絶縁しておきました。
リード線の先端を丸くしてはんだで穴を埋め少し盛ったものを作り、モーター集電板に確実に当たるようしています。あまり奥に差し込むとフライホイールに接触してショートしてしまうので、ここは手探りで調整しています。
モーター車は年代により構造が微妙に違っているので、毎回現物を見てから取り付けを考えますから、KATOさんはボケ防止に貢献していると言えるでしょう