夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

スハ32

2014-06-30 22:35:00 | 武蔵野三鷹工場
このところ電車の更新工事が続いていましたが、客車課より車両が足りなくなっていると連絡があり、急遽新製車両の作業に入りました。
これから本格行楽シーズンにはいるので、車両の増結をしたいとの事でした。



在庫表を確認すると、6年前に蒸気用客車の増備用に用意したスハ32が4両ありました。
早速これを活用することにして、先行する新製車を一時中断して工場のラインを割り当てました。



GM製の客車キットは部品点数は少ないものの、屋根上のベンチレーターは、自分で計りながら配置していかなくてはいけません。最初の作業は4両分の屋根にベンチレーターの位置を入れる事から始まりました。





次にベンチレーターを両数分用意して接着していきます。
屋根が終わったら車体の組立と床下機器の取り付けと進みます。車体が組みあがり床下も合わせて屋根も載せて狂いがないか確認します。



6年の歳月が影響でしょうか、2枚の屋根が中央で膨らんでいることがわかりました。あとあとここがネックになるので、真っすぐになるように修正しておきましたが、完全には直っていないのであとは組み上げの時に接着で対応する事にしました。



屋根・車体・床下と塗装を行い、乾燥後に窓ガラスを入れて組み上げます。
先ほどの屋根の狂いはまだ0.5mmほどあるので、接着後きつめのゴムバンドで締め上げておきました。



これといった手直しなどがなかったので、近年ではかなり早い完成となりました。
明日正式に車籍入りし、行楽の輸送力アップに貢献するものと思います。


コメント (8)
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