夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

ストラクチャーの製作②

2014-03-07 10:09:00 | 鈍間建設
ここ数日まとまった時間が取れなくて、ストラクチャーの製作も細々といった状態。
そうは言っても出来る事だけはしておかないといけないので、細切れですが建設作業を進めました。

陸橋の脚は設置場所が決定してから取り付ける事にして、先ずはその周辺の町並みの設計に入りました。
この陸橋の周辺は、道路の拡張工事のためかなり家並に変化があります。京王線の地下化前にはあった家が取り壊されていたりしており、手持ちの資料と比べてもかなり変化がありますが、撮影した当時を再現したいと考えているので、なるべく現在でも変わっていない部分を強調して作る事にしました。



航空写真を見ながら特長的な建物を主にして、どれを取り入れるか検討。陸橋近くには今回の依頼主様のお住まいもあるのでそちらも考慮しつつ、メインになる陸橋を軸に右側の住宅密集地、左側の沿線住宅とその裏の畑をデフォルメする事にしました。
先ずは時間を要する陸橋右側から手をつけていくことにします。ここには大きな教会がありますので、これを取り入れることにしました。
実地写真と航空写真を参考に設計に入りましたが、何分このような建物を作るのは初めてなので、まずはイメージ作りのため大まかな形を作って、ベースに入れられるのか検討。
この建物の大きさによって陸橋の位置も移動していきますから、どの部分をどう取り込むのか悩むところです。



奥行きの制限の中に他の住宅も入れなくてはいけないので、結局神殿の顔部分と付帯家屋までとして、かなりの部分をカットしました。
顔だけといっても複雑な屋根が問題です。これをいつものようにプラ板やスチレンボードで作るのは厳しいので、GSIクレオスの軽量石粉粘土で土台を作り、その上にプラ板を貼っていく事にしました。





粘土は自然乾燥させ、固まってから下地をならします。



屋根は大きめに作っていたので必要な分だけの大きさにカットしました。



土台にゴム系接着剤を塗って、現物に合わせて切り出した0.5mm厚のプラ板を貼っていきます。
画像ではお互いが白なので分かりにくいですね。因みにこのプラ板には屋根瓦を筋彫りしています。





続いて付帯家屋ですがこちらはプラ板を使用して、かなりデフォルメですが作ってみました。大きさもこのくらいならジオラマの奥行きに収まりそうなので、他の住宅の製作に移れそうです。



とりあえず外観は出来たので、これから手直ししながら完成させて、陸橋の塗装と一緒に仕上げたいと思います。
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