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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

「お局様」という言葉☆

2019-01-15 15:26:27 | ひとりごと。
最近見たテレビドラマで気になったこと

新人の女子社員が、その子にしか見えない自称「妖精」という「おじさん」に助けられて成長していく(たぶん)というドラマ
最後のほうに「妖精のおじさんが解決するコーナー」みたいなのがあって、「お局様撃退法」ということだった
ドラマの部分は終わったので、そこで見るのをやめてしまったけど
・・・またか・・・と思ったの(そう思ったので見るのをやめたというのもある、)

勤続の長い女性社員のことを「お局様」というのは昔からあったこれは今ほど女性の社会進出が当たり前ではなくて、「寿退社」や、「腰掛け就職」という言葉もあった時代に、使っていた言葉だと思っていた。
つかわれ方としては、「独身・高齢(といっても30~40代ぐらいのはず、)の女性が、若い女性社員に対して厳しく指導する。
そのことに対して「お局様にいじめられた」となる。

肝心なのは「何を」注意されたか、であって「誰に」注意されたか、ではない。

また、仕事の経験が浅いがゆえ、ミスをした社員を注意・指導するのは上の者の仕事である。

こういった注意・指導を「年配の女性」が「若い女性」に対して行う、という行為をことさら囃し立てるのはおかしいと思う。
とっくになくなった言葉だと思っていた。が、まだ、生き残っていた・・・

平成という世も終わりになるというのに、こういう意識がまだなくならない、というのがなにか情けない。
普通に言えば、「勤続が長く、仕事に厳しい社員」なのだから、むしろいてくれてありがたい存在である。
「撃退法」といわれるほど、嫌がられているのなら、それは年齢よりもむしろ「人間性」の部分ではないか。

パワハラやモラハラに近いことをされるのなら、内部通報や相談部署へすみやかに行ったほうがよい。

仕事ができる、できないは勤続年数と比例するわけではない。しかし、日本社会は年功序列ということもあり、
先輩の顔を立てるのも、多少は「仕事のうち」である。なので、理不尽だと思われることも、言うことを聞かざるを得ない・・・
それが「お局様」からの「いじめ」ということになるのだろうか。



総論として:
「お局様」という呼び方そのものを、なくしてほしい。
独身のキャリア女性というだけで、このような呼称で揶揄されるのはいいことではない。
それだけ、勤続が長い女性社員がまだまだ少数派だということである。
同様に、独身で年配の男性をこのように言う言葉はあるだろうか、それは、ない。

この番組のツイッターより
>第2話 お局マジうざーい

>地獄のAD生活を続けるひかりは、お局ババアのイビリ地獄に
>絶望のパンスト相撲対決の行方は

>ねえ妖精おじさん
>女はいつから、お局になるの…

・・・いつまで、こんなこと言ってるんだか。
日本て、遅れてる。
でも、「こんなの、たかがテレビでしょ!」と、問題にもせず、軽々とキャリアの道を邁進していく、若い女性たち、
ほとんどがそうであってほしいと思う、「お局」なんて、そういう子たちの前には存在しないんだろうな。
「お局様」・・・つくづく、古臭い言葉!もう、使うのやめて!!


↓昔見たビデオ(映画)コメディ「9時から5時まで」面白かった。これは、「お局」ではなく、ボスがいじわるなので女性社員が結託して乗り越え、ハッピーエンドに、というお話。
女性の力=チームワーク これにつきると思う。「お局様」って言わないで。「厳しい先輩社員」がいるだけ。



(@^^)/~~~

PS
引き続き
アメーバブログさんの「しまちゃん(simatyan)2」さん
再開なさっているのでしょうか。探しています。



コメント (2)
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