水曜日は、都内の高校で出張講座を行ってきました。
・・・要するに「アウェイ」でした。AWAY。行った先。敵陣。敵ってこともないけど。知らないところ。味方のいないところ。
いろいろな意味で、未知の経験でした(^_^.)
いきなり行って、こっち側にひっぱりこむって至難のワザです。
しかも、教えたことのない高校生。わぁ。緊張しちゃった。
昨日はいつものクラスで、小論文の授業の続き。まさにホーム。ほっとしました~
スポーツの試合でも、選手ってこういう気持ちになるのでしょうか。
ちょっとだけわかったような。
それで、講義の前に、「都内の都立高校で授業してきたんだけど、これこれ、こういう感じで、あーだこーだ!」と、学生に話したところ
「ま、そんなもんじゃないですか。都立って、ユルイらしいですよ」と。
「ユルイ、って、校則とかですか」「校則っていうか、しばりがない、みたいな。」
「あなたがた、私立から来てるけど、同じ感じでユルイことしてたんですか?」
「まあ。フフフ」と笑っていました。そうなんですか。あー驚いた!
何が「ユル」かったのかというと、初めの号令から「え?」と思ったのです
日直が一応声かけてるんですけど、「きりーつれーい、ちゃくせーき」といういうだけで、
だらだらと一応立つには立つけど、喋りっぱなしとか、半分机に腰掛けてるとか、
立ちもしない子もいるし、礼なんて誰もしない。
座ったあともすぐ寝る体制をとる子、後ろむいて喋ってる女子、
お化粧始める子、配布したワークシートに全く書かない子、寝てる子って起こしても起きない。
要するに「態度わるい」。
それでワークシートに書き入れたことを一言ずつ発表してもらおうと思って、
一番前の女子に「お願いします」と指名したところ
「言いたくありません。」と、プン、としてしまう。
びっくりよ。
その次の子をさしたら、だまーーってる。見に行ったら、何にも書いてない。
まあ、やるだけやって「まいったな」と思っていたのですが
次のクラスは、全然違って、シーンと集中して聞いてくれました。
板書すると、「カリカリ」と鉛筆の走る音(シャープペンでしょうけど)がすぐに追いかけてくる。
ワークシート書けた人、というと何人か手を挙げてくれたり。
この違いは何?
私が一番疑問に思ったのは、最初のうるさいクラスには、一番後ろの席に、そのクラスの担任の先生が座って、一緒に聞いていた、という事実。
それでもなおかつ、このうるささは何?
担任の先生は、やさしそうな、おとなしそうな若い男性の先生。
注意するってこと、しないんですよね・・・いいんでしょうか?してもムダ?
次のクラス、真面目だったクラスの担任の先生は、年配でどっしりした感じのちょっと怖い女性の方。
授業の始まる前にも、「オイ!日直!号令!」と、てきぱきっと支持していて、生徒さんもちゃんと従っている。
この先生は、授業中は職員室にお戻りになったらしく、後ろに座ってはいませんでした。
にもかかわらず、クラス、真面目。
高校生ぐらいだと、ある程度「先生の抑えがきく」というのが、大事なんだろうか。
でも、個人の意識が一番大切だというのは、年齢関係ないことよね。
思ったことは、お辞儀のことなども含めて、
なぜ就活になるといきなりマナー講座だとかで、お辞儀の角度やなんか、教わりだすのだろう、と思っていたら
そういうことをずっと学ぶ機会がなく、高校、大学、短大、専門学校などと進み、
いざ社会へ出るときになって初めて必要性を認識して、対人マナーを学んでいく、ということなのでしょう。
あらためて、思いました。
私はというと、高校が礼法を取り入れていたので、お辞儀などはとても丁寧でした。役に立ちました。
一度身についたことというのは、その後もずっとできるものです。
・・・で、その高校で授業を終えて、講師控え室に戻る途中の廊下に、
先ほど配ったワークシートが 紙飛行機となって ひらりと一枚 落ちていました・・・・
・・・・・「アウェイ」って やっぱりヤダ^^;
そんなこんなで今日はお休み、洗濯、お掃除、おかずをまとめて作ったり、おうちのことをてきぱきとこなしていこうと思います。
家庭というのは究極の「ホーム」。英気を養う週末です!
(^^)/~~~
・・・要するに「アウェイ」でした。AWAY。行った先。敵陣。敵ってこともないけど。知らないところ。味方のいないところ。
いろいろな意味で、未知の経験でした(^_^.)
いきなり行って、こっち側にひっぱりこむって至難のワザです。
しかも、教えたことのない高校生。わぁ。緊張しちゃった。
昨日はいつものクラスで、小論文の授業の続き。まさにホーム。ほっとしました~
スポーツの試合でも、選手ってこういう気持ちになるのでしょうか。
ちょっとだけわかったような。
それで、講義の前に、「都内の都立高校で授業してきたんだけど、これこれ、こういう感じで、あーだこーだ!」と、学生に話したところ
「ま、そんなもんじゃないですか。都立って、ユルイらしいですよ」と。
「ユルイ、って、校則とかですか」「校則っていうか、しばりがない、みたいな。」
「あなたがた、私立から来てるけど、同じ感じでユルイことしてたんですか?」
「まあ。フフフ」と笑っていました。そうなんですか。あー驚いた!
何が「ユル」かったのかというと、初めの号令から「え?」と思ったのです
日直が一応声かけてるんですけど、「きりーつれーい、ちゃくせーき」といういうだけで、
だらだらと一応立つには立つけど、喋りっぱなしとか、半分机に腰掛けてるとか、
立ちもしない子もいるし、礼なんて誰もしない。
座ったあともすぐ寝る体制をとる子、後ろむいて喋ってる女子、
お化粧始める子、配布したワークシートに全く書かない子、寝てる子って起こしても起きない。
要するに「態度わるい」。
それでワークシートに書き入れたことを一言ずつ発表してもらおうと思って、
一番前の女子に「お願いします」と指名したところ
「言いたくありません。」と、プン、としてしまう。
びっくりよ。
その次の子をさしたら、だまーーってる。見に行ったら、何にも書いてない。
まあ、やるだけやって「まいったな」と思っていたのですが
次のクラスは、全然違って、シーンと集中して聞いてくれました。
板書すると、「カリカリ」と鉛筆の走る音(シャープペンでしょうけど)がすぐに追いかけてくる。
ワークシート書けた人、というと何人か手を挙げてくれたり。
この違いは何?
私が一番疑問に思ったのは、最初のうるさいクラスには、一番後ろの席に、そのクラスの担任の先生が座って、一緒に聞いていた、という事実。
それでもなおかつ、このうるささは何?
担任の先生は、やさしそうな、おとなしそうな若い男性の先生。
注意するってこと、しないんですよね・・・いいんでしょうか?してもムダ?
次のクラス、真面目だったクラスの担任の先生は、年配でどっしりした感じのちょっと怖い女性の方。
授業の始まる前にも、「オイ!日直!号令!」と、てきぱきっと支持していて、生徒さんもちゃんと従っている。
この先生は、授業中は職員室にお戻りになったらしく、後ろに座ってはいませんでした。
にもかかわらず、クラス、真面目。
高校生ぐらいだと、ある程度「先生の抑えがきく」というのが、大事なんだろうか。
でも、個人の意識が一番大切だというのは、年齢関係ないことよね。
思ったことは、お辞儀のことなども含めて、
なぜ就活になるといきなりマナー講座だとかで、お辞儀の角度やなんか、教わりだすのだろう、と思っていたら
そういうことをずっと学ぶ機会がなく、高校、大学、短大、専門学校などと進み、
いざ社会へ出るときになって初めて必要性を認識して、対人マナーを学んでいく、ということなのでしょう。
あらためて、思いました。
私はというと、高校が礼法を取り入れていたので、お辞儀などはとても丁寧でした。役に立ちました。
一度身についたことというのは、その後もずっとできるものです。
・・・で、その高校で授業を終えて、講師控え室に戻る途中の廊下に、
先ほど配ったワークシートが 紙飛行機となって ひらりと一枚 落ちていました・・・・
・・・・・「アウェイ」って やっぱりヤダ^^;
そんなこんなで今日はお休み、洗濯、お掃除、おかずをまとめて作ったり、おうちのことをてきぱきとこなしていこうと思います。
家庭というのは究極の「ホーム」。英気を養う週末です!
(^^)/~~~