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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

雅子さま

2005-03-11 12:19:39 | ひとりごと。
ずっと以前、まだ独身だった雅子さまのプロフィールなどが報道されたとき、
私はこの日本にこんな素晴らしい女性がいたことに、まず感激した。

家柄・学歴・人柄ともに超一流で、キャリアウーマンとしても輝くばかりの素晴らしい女性。
自分と年齢も近いこともあり、同じ女性として誇りにさえ思った。

雅子さまが入ることにより、皇室も新しく変わるだろうと感じた。
「がんばれ!雅子さま!」と、心の中で応援していた。

ところが、
「適応障害」という、ご病気になられて、ご改善の様子もあまりうかがえない。

先日、スペシャルオリンピックの開幕式にご出席のはずが、出発の1時間まえになって、急遽とりやめとなったと知った。

医師団の判断で、とのことだけど、詳しいことはあまりわからない。


私は、お気の毒で仕方がない。

本当は、外交官として、もっと仕事を続けたかったのではないか。

雅子さまのことに関して「籠の鳥」という表現をメディアでたまにみかけるが、
今のままでは、まさにそんなイメージを受けてしまう。

ご公務といっても、あらかじめ質問や受け答えなど、決められているという。

雅子さまが育った環境や、受けた教育、それまでの仕事などから考えるに、
「皇室」というものが、完全に受け入れられるものではなかったのかもしれない。

だから、適応しようとすればするほど、心の中で葛藤がうまれて
体の症状に出てしまうのかもしれない。

どうやったら、以前の雅子さまに戻っていただけるのか。
ごくたまに、最近のご様子のお写真やテレビなどでおみかけするけれど、
とてもお疲れのご様子、無理して笑ってる、という感じが伝わってきて、
痛々しい、という気すらする。

---私が母親だったら、もしも娘がこんな状態にいつまでもおかれていたら、
相手が誰であろうと、とっとと乗り込んで連れて帰ってくる。
皇室が、なんぼのもの? 娘の健康のほうが、よっぽど大事!
と、雅子さまのお母様が思っているかは、わからないが、さぞ、ご心配なことだろう。

私、離婚したっていいと思う。愛子さま連れて、帰ってくれば、と思う。

このあと何年も、ずっとこのままの状態でいるかもしれない、なんて・・・
ひどすぎる、かわいそうすぎる。人権侵害、じゃないの?

女帝容認だとか皇室典範改正だとか、そんなことの前に、
一人の女性がつらい状況におかれている、そのことにもっと目を向けてほしい、と思う。

文藝春秋をよく読む。
たまに、皇室特集が組まれていて、各界の識者がいろいろな観点から意見を述べている。
でも、おしなべてこの問題に関しては
「わかってて皇室に入ったんだからがまんしろ」みたいなこと、がほとんど、
そして、そういうことを言うのって、ほとんどが年配のおじさん。
なんだか、意地悪!もう、古臭いよ、そんなの。

唯一、夫である皇太子さまが誠実な方で、本当に雅子さまを大事に思っていることが
伝わってくるのが、何よりの救いだと思う。

とにかく、がんばれ雅子さま。

笑いたくなかったら、むっとしてたっていい。手なんて振らなくていい。
お産で入院するって時にまで車の中から手を振っていた。
それどころじゃないだろうに・・・

誰か、「籠」のカギを開けてあげて!せめて、心は広い大空を飛びまわれるように。
コメント (1)
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