リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2019年12月11日 働き方改革・高齢者と共に働く事の不満

2019-12-11 12:27:24 | Weblog

 政府が唱えた”働き方改革”。本当の事は何も知らない。高齢者が働きたい間は働けるようにする社会を目指すのもその一環か? 15年間、パート社員としてお世話になっている会社では雇われた当初のパートの定年は65歳。それまで働かせて貰えればありがたい、と働き始めた。その頃は適度に仕事があり、週3日~4日でのシフトで望み通りだった。年々、仕事量が減り週2日が定番。閑散期には週に1日もない時期もあり、会社同意の元で他の派遣会社に登録して短期バイトに就くのがここ数年続いている。その働き方には不満はない。同じ場所ばかりで働くのではなく、短期間にしろ他の空気を吸って来るのは刺激になり面白い。いろんな人たちとの出会いもあって楽しいのだ。ただ、パート社員として働く場は年々高齢化が進んでいる。仕事量が減った時期から新しいパート募集を止めた。65歳だった定年は68歳に上がり、現在は政府の方針に従ったのか定年は驚くべき75歳! これでは定年がないのも一緒。もっとも元気な70歳以上は有難がって働きには来る。週2日くらいなら、との思いで出て来るのだろう。しかし、これがいただけない。きちんと働けているのかと言えば、そこは高齢者。時間はかかる、間違いは多い。仕事内容は事務的軽作業で難しい事はない。ただし、正確性は求められるし場合によっては時間も限られる。それにどこまで対応が出来ているのか。ひとりでの作業は殆どなく、チームでこなす。共に働く高齢者以外に負担がかかる。そこはどうあっても否めない。けれど、待遇(時給)は同一。これってどうなの? と会社には何度となく言いたくなったが言ったところで自分の評価が下がるだけ。口には出来ない。(限界に近いけど)もうひとつ大不満なのは、仕事をこなしてしまい時間内に終了した場合には早帰りとなり、時給が削られる。ノロノロと言ったら失礼だが作業が遅い人は時間内まで働くのでその分の時給は貰える。ここもおかしい。遅い方がお得! ノルマ制にして欲しい、と何度願った事か。「これに不満があるならここで働くのを辞めれば」とかつて10歳以上年上の人に言われた。間違ってはいないが納得は行かず、悶々とする日々が続くー。


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2019年12月10日 母の介護

2019-12-10 11:59:12 | Weblog

 ふた月前に軽い脳梗塞を起こし、ひと月の入院生活を送った母が退院して早くもひと月。施設入所を望む私だが、母本人と姉が自宅での一人暮らしを熱望する為、現状維持の日々。介護保険を使い、デイサービスに週二日とヘルパーに週一日(とは言ってもたったの一時間)、夕飯の配色サービスを週五日利用する事になった。それ以外には以前からお願いしている近所に住むシルバーさんが週一日、掃除や話し相手になってくれる。しかし日々の生活にはいろんな事が起きる。自力生活には限界がある。認知症検査では全く症状がない、との結果だが、かなりあやしい部分がある。そもそも耳が聞こえにくいので判断能力が劣る部分もある。自覚がないので、いつどんな事故(家庭内ですら)が起こるか分からないし、起こった事にも気が付かない場合もあるのでは? と思う。いつまで安全な生活が送れるのか不明だし、着替えひとつにしても大そうな時間がかかる現在、本当にこのままでいいのか? と疑問しかわかない。母にはもはやひとり暮らしが大いに危険である事の認知すら出来ていないのでは? こちらから提案しない限りがこのままの生活を続けられると思い込んでいるのではないか? 今後は姉と話し合って決めるしかない。意見が食い違う為、解決は困難かー?


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2019年12月4日 再婚の時期

2019-12-04 12:31:53 | Weblog

 今年初めに離婚した知人の娘。「お嬢さんはお元気? 」と近況を聞いた。「元気です。来年、再婚する事になって~」と話しが続いた。驚きが先に立ち、「おめでとうございます! 」と言い忘れる始末。男子中学生を連れて再婚ってかなりのリスク(?)を伴うもので二の足を踏むのが普通ではないか。他人がどうこう口をはさむ事ではないが、なんとも納得できない。親である知人は「孫(娘の息子)が彼に懐くかどうかが心配だったけど、もう本当の親子みたいな関係になってて」と。ホンマでっか!と突っ込みを入れたくなったが堪えた。本当の親子だって上手くいかない場合が多いのに他人親子でどこまでの関係を築けるのでしょうか? 折しも義親子の殺人事件が2件報じられ、大丈夫? と案じる気持ちが生じた。元気に仲良く続いてくれる事を赤の他人は遠くから祈るしかないか。そんな事より自分の息子たちの未婚問題の心配でもしてろって? おっしゃる通り。一言も返せませんわ。


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2019年12月2日 性暴力・被害者

2019-12-02 21:20:04 | Weblog

 小学生の時に見知らぬ男性に性暴力を受け、後遺症に苦しみながら生きてきた47歳の女性の新聞記事を読んだ。犯罪に許されるものなどないが、この犯罪は本当に許せない。憤りと共に、現在は笑顔で生活できるまでに回復した女性の人生の困難さを思い、胸が苦しくなった。私自身も誰にも話した事がない嫌な経験を持つ。彼女の大変な経験に比べればそれは何でもない事に近いがそれでも今でも忘れてはいない。小学校1、2年生の時の事。お絵描き教室に通っていたのだが、その先生にいたずらをされたのだ。他の生徒を先に帰して私ひとりだけ居残り。先生と並んで椅子に腰かけ、彼は私に話しかけながら絵筆を握り、片手では私の太ももを異様にさする。それだけの事だがたまらなく気持ちが悪かった。今にして思えば先生がそこまでにしておいてくれて助かった。しかし父や母にはその事実を言えなかった。言えはしないがお絵描き教室は辞めたい。言い出せず、教室がある土曜日が憂鬱。何回かはよそで時間をつぶし、適当に家に帰った。時計を持っていないので時間の感覚が分からず、不審に思われた事もあった。母には理由を言わずに辞めたいと伝え、渋々受け入れられたが辞める為に挨拶に行かねばならなかった。事実を知ったら父と母はどう言っただろう。母に連れられ、先生に世話になった挨拶をした。顔を上げずにうつむいて話した事も覚えている。これらは幼少期の忘れたい思い出の第一位。私以外には被害者はいなかったのか? あちらはほんの遊び心での一コマかも知れないが受けた側は一生残る傷。それを理解できる人ならそんな行為はしない。分からないからしでかす。冒頭に記した女性は自分の体験を基に犯罪被害者支援員となり活動をしているそうだ。その勇気に敬服。


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2019年12月1日 緊急ボタンと警察

2019-12-01 17:50:02 | Weblog

 夜中の1時に家の電話がなった。何事? と思うよりも寝ぼけ頭には電話の内容もイマイチはっきりせず。しかし「こちらは✖✖警察です」の声にハッとして意識が回復した。「お母さまが緊急ボタンが押されたので、自宅へ伺ったところ玄関の内側の扉に鍵がかかっており室内に入れません。ガラスを壊して入ってよろしいでしょうか」との問い合わせ、と理解。「直ぐにお願いします」「ご協力ありがとうございます。結果については後程報告します」待つこと20分。「お母さまは無事。本人にボタンを押した意識はなく、誤作動と思われます。ご無事で何より」意識なく倒れている事しか想像が出来ず、母の死を覚悟。思ってもいなかった結果には安堵と共に怒り? も沸いた。高齢者の一人暮らしは周りの人たちに迷惑をかけないでいられる筈もない。母は近所の人たちを信頼し、頼ってはいるが相手側からすればそれは迷惑な話でもあるのだ。如何にいい人たちであろうとも、心の負担にはなっている。娘としてはそこを心苦しく思うのだが、分かってはくれない母。施設に入所すると急激に能力が低下し、死人同様になる人もいるとは聞く。人生の最後の生き方の選択肢はあまりなくて、難しいところだがどうすればいいのかを考えないわけにも行かない。その時が来ているんだよねー。


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