先日の永六輔さん死去のニュースに続いて、大橋巨泉さんが亡くなっていたそうで。共にテレビが黄金期？ を迎えた頃に大活躍していた方々。彼らがその黄金期を創っていたのかも知れない。こちらはこどもだったので詳しくは知らないがたぶんそういう事なのだろう。その時代を知る人々にとってはショッキングなニュースが重なった。もっとも人は誰もがその時を迎えるのだから、ここまで（８０代まで）よく頑張ったとも言える。おふたりともあちこちにガタが来つつも気力で生きようとしていたのではないか。大したものだ。ただ、永さんに関しては最後までその姿をテレビに映し出していたようだがそこまでの頑張りは不要だったのでは？ ちょっと行き過ぎ、と感じられた。ファンやその関係者はそう思わないのか？ 引き際の美学、と誰かが言っていたがそれは彼の中には存在しなかったって事ね。人それぞれだから構わないがなんだかなー。巨泉さんもだいぶ前にテレビで拝見したら（いつだったか忘れてしまうくらい前）昔のオーラは消えていてこの人誰？ と思わせるくらいに変わっていて驚いた。老いるとはそう言うもの。老兵は消えゆくのみ、これも誰かが言っていたがかっこいい姿と思い、あこがれている。おふたりのご冥福をお祈り致します。合掌。
特番として各局が競った夏の音楽番組。視聴率が高かったのは嵐の櫻井翔さんが司会を務めた日テレの番組だった。昨夜のフジが流していたのをチラ見したが、つまらなかった。森高さんと渡部さんのコンビのしっくりこない感がいただけない。以前もゴールデンタイムに彼らが司会をしていた番組があったが、あれも良くないから時間帯が変わったと聞いた。渡部さんはともかく、森高さんは自身が目立ちたい気持ちが前面に出ていて司会者として失格。アイドル系の歌手だったのだから仕方がないけど、別の仕事をした方がいいんじゃない？ 本人とファンには申し訳ないが、可愛いと評判の鼻にかかった声も聞き苦しくて好きじゃない。誰が彼女を引っ張って来たのか。そりゃ制作側にも大勢の森高ファンはいるよなー。一緒に仕事が出来る事でウキウキの人々の姿が想像出来る。もっとも、あの番組がつまらないと感じるのはこちらの年齢のせいもある。昨夜チラ見した時間帯はキンキやＴＯＫＩＯなどジャニーズ事務所の面々が出演中。その音楽か好きか嫌いかは好みの問題。若者にキンキなどがうけているか否かは知らないがちょっとごめん、と言いたくなる音楽しかテレビでは流れない時代になったんだなーと。悲しいかな若者ではない者には感じられる内容だった。
軍の一部がクーデターを企て、軍参謀指令本部を占拠して「全権を掌握した」との声明を出したと伝えられたトルコ。各地で交戦が起きたが反乱軍は鎮圧された。トルコ政府との間に何がありどうしたいのか、分かり難くただただ多くの人々が犠牲になった印象しかない。イスタンブールのボスポラス橋を封鎖していた人々の姿がテレビのニュース映像でも流れ、一体どうなってんの？ この国は。と、驚くしかなかった。アメリカに亡命中のイスラム教の主導者・ギュレン師を支持する一派の企てと首相が発表していたが、本当ならイスラム教も何なの？ となる。宗教に絡むと人はおかしくなる。おかしいから宗教に走るのかも思えるが結論は出ない問題。イスタンブールには数日間滞在した事があり他の街にはない魅惑的な雰囲気が好ましかった。人々が忙しく行き交い街全体に活気があり、これからも発展し続けそうな臭いを感じた。モスクもイスラム教のものではあるが、文化遺産としても魅力があったし。このまま没落するとは思わないが平穏な日々があの街に戻るのはいつなのか、と他国ながら気になる。
昨夜は前の職場で同僚だった女子４名で久々に再開。うち２名はあまり飲まないが喋るだけで楽しいからと参加。初めこそ大人し目に飲んでいた。料理はコース料理で値段の割に大変おいしかった。ローストビーフが運ばれた頃、赤ワインのボトルが空になり２本目を追加。この辺りから徐々に声もきくなり気分も高揚し、どんどん喋りに拍車がかかった。話している内容はしょーもない事。素面では人様に話せるような（素面でなくても同じか？)内容ではない。それでも同じ時期に同じしょーもない職場にいたからこそ話せる事がある。男性がいたらこうはいかない。そこは不思議。あいつがああだった、こうだった。そうそう・・・・で話が盛り上がる。何故なんだろうね、あの感覚。盛り上がったところで分かれ難く、２件目は大衆居酒屋へ。時間は９時半過ぎ。金曜の夜のせいか若い客で店内は満杯。喫煙ＯＫの店だった為、空気は悪い。隣の席の女の子がプカプカ吹かすから煙いったらなかった。それでもお酒の良い酔いがまわり楽しい気分は続いた。１１時近くになりお開き。もうひとりの、のん兵衛はもう一杯付き合ってと言うが一杯では終わりそうにないので退散。無理すると後に響く事が分かってきたので無理はしない。近いうちの再会を約束して解散。こんな女子の友達は大切にしたい。
岡山・マスカット球場で行われたフレッシュオールスターゲーム。オコエ瑠偉選手が活躍してくれると信じ、試合を楽しんだ。結果は３安打とまずまず。残念ながら最優秀選手には選ばれなかったが、のびのびと楽しそうに笑顔でプレーする姿を見られただけでも良かった。”フレッシュ”と名が付いているくらいだからメンバーは若々しい。３年くらい前まで遡っているようだが、殆どの選手がドラフトの上位指名を受けた人たち。中には育成選手で入団し、努力を重ねて今日の地位を築いた頑張り屋さんもいた。解説者・川口さんとアナウンサーの会話に「ここに立っている選手は皆、高校時代はスタープレーヤーだった選手。プロの世界は厳しいのでその後の努力があってこそここにいられる、と言う事でしょうね」とあったがそのとおり。オコエ選手にしても春のキャンプ時は厳しい練習について行けるのか、との不安もあったそう。今後にしても体が基本の世界。怪我のないように１年を過ごせますように。若き選手たちにそんな思いを抱いた。
