思い起こせば映画”ウォーターボーイズ”からファンになっていた気がする。自分で自分の気持ちに気が付くのが鈍いのでなんとも分からないが、たぶんそうだったのだろうと思う。カッコイイとかステキ、なんて印象ではなく、可愛い子だなぁーと。それ以後もいくつかのドラマに出ているのを見かけた。覚えているのは”ランチの女王””漂流教室””オレンジデイズ”くらいか。映画は何と言っても"悪人”がイイ。そんな彼の最新作が今夜放送の”若者たち２０１４”。前回もここに少し記したが思っていた以上につまらなかった。何がいかんのか。あれだけ旬の俳優達が揃っているってのに、勿体ない。長男役の妻夫木くんに至ってはいつも首に青筋をたててまくし立てている変な兄貴。あれは彼でなくてもいいんじゃい？ 寧ろ彼じゃない方が良かったんじゃないのか。次男役瑛太も暴れん坊役が似合わないように感じる。キャスティングミスかなー。昔の設定に似せ、貧しい兄弟が片寄せあって生きているってのも違和感あり。今時こんな兄弟はおらんやろ、と誰もが突っ込みを入れたくなるよね。視聴している多くの人々が残念な思いで見ているんじゃないのかな。大きなお世話ですか杉田成道さん。どうお考えでしょうか？
暑い中、よー頑張っているなぁと見るたびに感心させられるのが高校野球。練習の賜物には違いないのだろうけど、凄い体力。高校生なんて人生で１番元気な時期だろうから出来ることなのでしょうね。さて、今日は久々の休日だったので朝からテレビ観戦。特に応援しているチームはないが、見ているうちに大抵は気に入った選手が出来、その高校を応援してしまう。最初、西東京大会を見た。けれど何の魅力も感じなかったので次に千葉大会、埼玉大会、神奈川大会と見まくる。埼玉大会では前回も見た、市立川口が戦っていた。前同様に背番号３のピッチャーが投げていた。眼鏡をかけた少年がマウンドで頑張っている。エースはどうしたの？ 背番号１の出番を見るまでもなく試合終了。１点差の惜敗。惜しかったなー。応援しているチームがほぼ負けるジンクスを今夏こそ破りたいが、どーなる事か。
坂元裕二作”ウエディング・マッチ”。テーマはイマイチつかみ損ねたけれど、面白いドラマだった。殆ど出ずっぱりのふたりの役者、役所広司と満島ひかり。あれを息の合ったと言うのかどうかはわからない。でも親子であってそうではないような微妙な関係を上手くあらわしていたと思う。ボクシングに限らずスポーツに打ち込むとあんな生活になるのだろうな。しかも親子でそれに没頭していたらああなるのも分からないではない。ただ、ドラマだから許されるのか娘がウエディングをやめて父との元のとんでもない生活に戻るってのはどーなの？ 終わり方には納得がいかなかったが、どこにでもありそうでない話。それがドラマ？ なのか。
昨夜に続いて今夜もオールスターゲームが行われた。ちょこっと見たけれどつまらなかった。そもそも知っている選手が少ない。日本の野球の試合を殆ど見ていないのだから仕方がないが、それにしても知らない人々が入れ替わりで出て来ても興味がわかない。昨シーズンは俄仕立てで東北・楽天イーグルスを応援していたので、楽天の選手には知った顔が多い。見ていた限りではキャッチャーの嶋選手しか分からなかった。楽天からは選ばれなかったのかな。他に知っているのは日ハムの大谷投手と阪神の藤波、ソフトバンクの今宮あたり。彼らは皆、高校野球時代からの馴染みのある選手。随分大人になったなーと感心させられる。体ひとつで仕事をするのがスポーツ選手。あれだけ活躍してたマー君も今や治療の身。何時どうなるのかも分からない中で勝負する彼ら。なんだか凄いな。日本のプロ野球なんて、と侮っていたが訂正します。
テロ？ 気違いに刃物、とは誰が言ったのか分からないがとても怖い言葉。テロ集団には何を言っても通じそうにないのでそんな言葉がふと浮かんだ。マレーシア航空は以前にも忽然と航空機が消えたが、今回もまたしてもの悲劇。それにしても人命を奪う行為は許し難い。しかも何を根拠に旅客機を墜落させるのか。飛行機に乗るのも怖くなる。相当に運が悪い場合だが、的にされる、或いは的が外れて墜落、なんて事もないとは言えない。これが酷くなると戦争になるのか。安倍総理がこれに関してのコメントを読み上げる場面がテレビニュースで流れたが、不謹慎にも待っていましたと心中では感じているのではないかと背筋が寒くなった。しかもいつでも日本も武力行使可能になったのですよ、お任せくださいと国際社会（それにしても何時からか世界ではなく、国際社会と言うようになったよな）に言いたくて仕方がないのが安倍さんの本音なのでは？ 危ない世の中がドンドン近づいて来るようだ。それはさておき、犠牲者の冥福を祈りたい。合掌。
